2019年07月15日 配信

  

第18回東日本弓道高校大会出場
第63回関東高等学校弓道大会出場

2019年3月に群馬県高崎市で行われた東日本大会に続き、新年度に入った6月には、茨城県水戸市で行われた関東大会に出場した。高校弓道の大会スタートは地区内となり、白井市など他市の高校とも戦う。チーム一丸となり、更なる高みを目指す。

顧問/齋藤隆吏先生、関根誠先生、寺島雄一先生
部員数/23人(1年生3人、2年生8人、3年生12人)

伝統の「声出し」で団結し合い精神を鍛え、自分自身と戦う

 船橋北高校弓道部は1985年の学校創立と同時に発足。学校と共に成長してきた、歴史と伝統のある部活だ。

 練習はあいさつから始まり、部活全体の協調性や団結力を高めることを目標として行う「声出し」もルーティンにし、肩回しなどで体をほぐし、矢を射る「射込み」をする。そして、5人が一列に並び的へ向けて矢を順番に射る「立(たち)」の練習に入る。型や射形の見直しなどを部員同士で行っている。「声出し」は部活の伝統であり、部長の中村諒まことさんは「腹の底から声を出し励まし合います」と話す。そのスタイルが協力し合う体制を作り、団結力を高める要となっている。

 顧問や副顧問はみな弓道経験者。「時にアドバイスもしますが、基本は見守ることに徹しています」と齋藤先生。「当面の目標は総体優勝です」と気合いを入れる部員たちだが、個人競技はプレッシャーに打ち勝つため、常に自分との戦いになる。「練習はいつも通りのこと、同じことを積み重ねていくだけ」と中村さん。日々の練習に真摯に向き合い、お互いをフォローし合うことが大事になる。

 同部には道場がないので、冬は凍える寒さの中での練習になる。後輩のためにも結果を残し、道場設立の機運を作ることも、モチベーションになっている。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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