2020年02月28日 配信

  第8回日本学校合奏コンクール2019グランドコンテスト銅賞
日本学校合奏コンクール千葉県大会金

オペラ「ファウスト」バレエ音楽を演奏し、全国大会出場を果たした同部。実は、日本学校合奏コンクール前に行われたTBSこども音楽コンクールでの成績がふるわなかったという。だからこそ「悔しさをバネに、誰もが感動する演奏をつくりあげよう」というスローガンを掲げ結果を残した

顧問/今福充先生 副顧問/風間万莉子先生
部員数/54人(4年生17人、5年生17人、6年生20人)

いつでも真剣に音楽に向き合いいい表現を追及し音楽を楽しむ

 昭和41年に発足した合奏クラブは、昭和44年度から5年連続日本一に輝いている。今回の全国出場は久々の快挙ではあったが、顧問の今福充先生はコンクールの成績よりも、何より音楽を楽しむこと、いい表現を追及することを重視している。「コンクールでの成績は子どもたちにとって励みになると思いますが、教師は賞を取らせることよりもその舞台を用意することが大事だと思っています」と話す。子どもたちにとって、音楽が一生の友だちになるようにとの思いで指導している。

 部長の松本莉奈さんは、「全国大会へ行くために、県大会では心をひとつにして演奏しました」と熱い思いを話し、副部長の堀江潤多くんは「みんなに声掛けし、練習時から本番を意識しました」と誇らしげに話した。

 同クラブは前原中や中野木小と連携し、毎年合同の演奏会を開いている。「船橋市は指導者同士が音楽活動に協力的で、そういった環境からこういった活動が育ち、音楽文化を根付かせていると感じます」と今福先生。

 3月8日に行われる同校体育館での定期演奏会に向け、ビゼー作曲のアルルの女より「ファランドール」や映画「アラジン」のメドレーなどを練習。そのまなざしは、いつでも真剣そのものだ。

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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