2019年11月09日 配信
船橋市とイオンが地域見守り事業協力協定を締結

 船橋市は近隣に商店が少なく買い物が困難な区域に移動販売車の運行を行い、住人の買い物の不便を解消するとともに地域の見守りに協力する事業を10月21日から開始する。

 同事業開始にあたり、実施事業者であるイオンリテールと「地域見守り事業の協力する協定(地域見守りネットふなばし)」の締結式を10月8日船橋市役所で行った。また同日市役所前で同移動販売車を披露し、実演販売を行った。

 イオンリテール南関東カンパニーでは、県内ですでにイオン大網白里店(山武郡大網白里市)などで移動販売車を走らせているが、自治体と連携して協定を結ぶのは県内では船橋市が初めてとなる。船橋市の中北部は店舗が少なく坂道が多いといったことから、特に高齢者の買い物が不便な地域が多い。市の今年度の新規事業として、公募の中から最も優れた提案をしたイオンリテールに移動販売車の購入費用の補助と、実施地域との協定などの支援を行う。

 同移動販売車はイオン高根木戸店(船橋市習志野台1)から軽トラックを改造。冷蔵機能もある販売車と伴走車の軽ワゴンの2台で小室、大穴、飯山満など24カ所を週2、3回、時間と場所を決めて回る。移動販売車には生鮮食品のほかに総菜、弁当、菓子類、日用品など約600品をそろえる。肉や魚などの生もの希望が多いため、従来の販売車よりも冷蔵スペースを3割増しにしているという。

【問合せ】
船橋市商工振興課
☎047-436-2472
実施地域と曜日、時間は下記サイトに掲載
https://www.city.funabashi.lg.jp/jigyou/shoukou/002/p072381.html

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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