2017年01月18日 配信

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金属の質感を生かした金属の質感を生かした生き物たちの躍動生き物たちの躍動

ふなばしアンデルセン公園内(船橋市金堀町525)子ども美術館で12月10日から金属の質感を生かした企画展「METAL」が行われ、2人の造形作家・藤田有紀さん、古田航也さんによる「ものがたりを紡ぐいきもの」と「LIFE可動する金属動物」が同時開催されている。
今回企画展に参加している2人の作家はいずれも金沢美術工芸大学の出身で金沢市在住。藤田さんは、銅板をベースに錫や真鍮を使用して作品を制作する作家で、自身が思い描く空想世界の生き物を具現化する。その生き物の物語や背景に肉付けしていくことで実体化させる。今回は、「ドラゴン」や「チビサタン」「まおうさま」などちょっとメルヘンで可愛らしい世界観を作品化したものが展示されている。
古田さんは、実在する絶滅危惧種などの生き物を関節の可動部分なども含めてリアルに銅や真鍮、銀などのメタルで再現。江戸時代の「自在置物」という分野を掘り下げており、表皮の感じまでリアルに再現したことでまるで生きているかのような迫力が特徴。「人間のせいで絶滅寸前になっている生き物たちの反乱を形にしました」と、動物たちには武装兵器や防具を装着させている。
企画展は、2月12日まで。1月29日に「とかして・のばして・たたいて・おもしろい"かたち"つくろう」と題したワークショップも開催する。
10時半~12時半、13時半~15時半の2回ずつ開催する。各回10人の定員で子ども美術館の談話室が会場。小学生以上を対象とし4年生以下は保護者の同伴が必要。
費用は500円で、子ども美術館で予約の受付をしている。
企画展の開催時間は、9時半~16時(最終日は15時まで)。休館日は月曜日。企画展を開催している子ども美術館は入館無料、ただし、ふなばしアンデルセン公園の入園料は大人900円、高校生600円、小中学生200円、幼児(4歳以上)100円。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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