2017年07月24日 配信

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 清房院で案内するマイスター

飯山満緑地公園そばに位置する「清房院」。真新しい木肌の参道案内に従い、昔から阿弥陀山と呼ばれていた丘に続く坂道を上って行くと、立派な本堂があり、そこには見上げている兵馬俑像もあります。敷地3000坪の森閑とした所です。「二宮の史跡を尋ねて」(林清発行・非売品)によると、この阿弥陀山清房院は、昭和42年に開創された宗教法人で、宗教会派に属さない独立寺院です。
ご本尊は、阿弥陀如来を戴き、「日の本阿弥陀」と命名しています。
2月節分祭は盛大に行われるそうです。戦争が続いていると信じ、フィリピン・ルバング島で30年間任務を続けた元陸軍少尉小野田寛郎さんの歌碑と、佐藤栄作元総理大臣謹筆の慰霊塔もあります。ここは太平洋戦争戦死者の慰め祈るところ。また、「船橋の民話」(聚海書林)にある地元の伝承「千代姫様の怨念」の中の『昔、昔、平将門の千代姫という姫様が命からがら逃れ、最後に尼となり再び上飯山満村に逃れ、この地で亡くなったそうな…』という話が伝わる鎮魂の森です。

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「千代姫様の怨念」が掲載されている「船橋の民話」

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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