2018年10月02日 配信

 

 

 

船橋法典駅から藤井牧場まで

 JR武蔵野線船橋法典駅は中山競馬場への最寄り駅で競馬開催日には臨時の改札口ができ「ナッキーモール」と言う競馬場への専用の地下通路があります。駅前のロータリーを超え、すぐ目の前を通っているのが木下街道(現在の県道59号)になります。

 木下街道は江戸時代初めに出来た道で、利根川の木下から市川の行徳までの道になり江戸まで魚や米など生活物資を運ぶ重要な道でした。その後明治時代には東葛人車鉄道といって8人乗りの人車鉄道が走っていたところです。今は鎌ヶ谷、白井方面への幹線道路として交通量の多い道です。木下街道の横断歩道を渡って左に少し行き右に曲がると先が開け、「駅から近くのこんなところに牧場が!」とびっくりする場所に藤井牧場が見えます。

 ちょっと行くと牧場への入口付近の草むらの中に石塔が見えます。この石塔は海軍用地と刻まれていて旧日本海軍の戦争遺跡の海軍境界石であることが分かり、ここが戦前に建てられた海軍無線電信所船橋送信所の敷地の境だったことが分かります。

 
藤井牧場入口   船橋法典駅

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