2020年02月28日 配信


ひっそりとたたずむ円柱道標

 西船橋駅の北側階段を降りて真っすぐに進むとすぐに千葉街道(国道14号)にぶつかります。信号を渡り左手、東京方面に3分程歩くと右手に比較的大きな勝間田公園に着きます。昭和44年に公園になりましたが昔は勝間田の池と呼ばれた遊水地で、この近辺の灌漑用の溜め池でした。

 公園を過ぎるとすぐ右手に鳥居が見えますが、ここが葛飾神社です。鳥居の先に石造りの階段があり、階段左手には文政11(1828)年に建てられた船橋では非常に珍しい石造円柱状の道標があります。

 階段を上ると、目の前に高さ13mの船橋市天然記念物に指定されている見事な黒松に覆われた葛飾神社社殿があります。 大正5年にここから5分先ほど北にある葛羅の井の傍にあった葛飾大明神と元々この地にあった熊野神社が合祀して現在の葛飾神社になったとのことです。祭神は瓊ににぎ瓊杵尊、彦ひこほほでみ火火出見尊、熊野大神になります。

 まだまだ多くの史跡がある千葉街道を、歩いてみてはいかがでしょう?


葛飾神社の黒松

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