2019年10月04日 配信
船橋最北端 小野田を訪ねて

 船橋の奥座敷、緑豊かな里山風景を残している小野田地区を紹介します。船橋の一番北にあり、東側には八千代市、北側は白井市に接しています。

 集落の中心へは、北総線小室駅より20分程度歩きます。また、アンデルセン公園付近から、船橋北高校、鈴見・車方を通り、集落に至るコースもあります。

 小野田集落は、小野田川と、鈴身川に挟まれた所で、神崎川を望む高台にあります。江戸初期の絵図に「此田」(このだ)と書かれ、「おのだ」ではありません。今も自然豊かな里山風景を感じつつ、船橋市北部の文化や、小野田の歴史に触れることができます。中世では交通の要衝で、木下や佐倉の中間にあり「船運」では大変便利な場所、さらに防衛の拠点にもなる重要な場所だと感じられます。小野田城址や、光明寺の神社仏閣もあり、歴史愛好家も満足すると思います。

 今も農業中心の集落ですので、果物などを求めることもできます。一度歩かれてはいかがでしょうか? 次月は、小野田城址を歩く光明寺・安房神社です。

 
▲農家の長屋門   ▲小野田集落を南側から見る

 

(文/ふなばし街歩きネットワーク 野田 博)

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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