2018年01月01日 配信

市内にある保育園・幼稚園・支援センターなど、子どもたちを見守るさまざまな施設の人に話を聞き、それぞれが描く「船橋の子ども達の未来」を語っていただきます!

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学校法人三橋学園 夏見台幼稚園・保育園
船橋市夏見台2-16-1
[ 電話]047-429-7231
[ 園児数]300 人
(幼:240 人、保:60 人)
[ 開園時間] ※延長含む
平日7 時〜19 時30 分
土曜9 時〜17 時

 

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園長 鳥居徹也さん

夏見台幼稚園・保育園の鳥居徹也園長に、同園の特徴と子どもの
未来のために取り組んでいる食育について話を伺った。

夏見台幼稚園はどんな幼稚園ですか         
 平成19年に開園した夏見台幼稚園は、保育園と小児科クリニック「トレポンテこどもクリニック」が併設された幼稚園です。広い園庭と大きな体育館では、のびのびと体を動かすことができ、子どもたちの運動能力を高めます。敷地内にある畑では、作物の観察や収穫体験などをすることができます。年少から年長の年齢の子どもは、同じクラスで過ごし、年齢の違う子ども同士で過ごすことで、子どもの世界を自分たちで作り上げる力を養います。同時に、年上
の子どもが年下に声をかけるなど、コミュニケーション力を育てます。また、調理室を3ヶ所用意し、素材にこだわった給食の提供やクッキング保育など、食育にも力を入れています。

どういう経緯で幼稚園、保育園、病院を併設したのですか

 鳥居勝一学園長が、保護者が安心して仕事に行ったり子育てしたりできる環境を整えてあげたいとの思いで、急な子どもの熱や風邪に対応できるように、小児科クリニックを併設した園を作りました。開園当時は市内にこども園はなかったので、同じ敷地内に保育園、幼稚園、病院を設けている施設は珍しかったと思います。保育園児と幼稚園児の交流の機会も多く、園庭や体育館も一緒に使用し、給食も同じです。保育時間や料金体系、課外教室に対応しているか
どうかなどの違いだけなので、利用時間などに応じて選んでもらえればと思います。

鳥居さんの思い描く未来予想図を教えてください

 子どもたちに一番必要なことは食育だと考えています。例えば、お米に関しては、田植えや稲刈りはもちろんのこと、脱穀やもみすりも体験し、お米を研いで炊いて食べるところまで行っています。食に積極的に関わることで、食に興味を持ち、子どもたちの意欲を育むことにつながると思います。
 また、子どもたちの腸内環境を整えるために、給食の素材にもこだわり、白砂糖ではなくてんさい糖を使用し、食物繊維を積極的に取り入れたメニュー作りを行っています。腸内環境が整うと、集中力も自然に身に付きます。
 食育を通して、学ぶ意欲、働く意欲などを育て、主体性をもって行動できる大人に育つような保育環境を、さらに整えていきたいと思います。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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