2017年01月30日 配信

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インラインスピードスケート選手 座間天平 さん
全日本大会で優勝アジア大会では3位

昨年4月に江戸川区で開催された「第63回全日本ローラースケートスピード選手権大会」の300mタイムトライアルレースで優勝した座間天平さん(19)。
インラインスピードスケートとは、時速50km以上のスピードで100mから42.195kmまでの距離をレースすインラインスピードスケート選手座ざ間ま天てんぺい平さんるスポーツ。
座間さんは中学3年の時の全日本大会ポイントレース部門(特定の地点ごとに得点が加算されるレース)で優勝し、最年少記録保持者でもある。高校2年では初めてアジア大会に参加し、それ以降は毎年国際大会に出場している。市内でただ一人の選手でもあるため、芝山高校時代から注目されていた。座間さんがスケートを始めたのは6歳の時。両親が「サッカーや野球のようなメジャーなスポーツでなく、ちょっと変わったものをやらせてみたい」と思い、近所のローラースケート教室に通うことになったという。
座間さんは滑ることがどんどん楽しくなり、板橋区の成増リンクで練習をしていたが、技術をさらに身に着けたいとの思いが強くなり、中学入学を機に家族で市川に引っ越し「TeamBLIZZARD」に入会。より本格的な練習を開始した。中学2年から祖父母のいる船橋市大穴に移り住み、平日は大学のローラースケート部で、週末はチームで練習している。日本には国際規格のリンクがないため、中国に遠征することもあるという。
「生身の体でスピードを感じられるスポーツなのでそこが魅力。相手との駆け引きも面白いです」と笑顔で話す。今後は「加速が少し遅いので、ジャンプ力や体幹、筋力アップトレーニングを積み重ね、日本人初の300m・24秒台に挑戦します」と目標を話した。

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プロフィール

2013年 全日本大会
       ポイントレース部門 優勝
2011年 船橋市大穴に転居
2014年 アジア大会出場
2015年 世界選手権出場
2016年 全日本大会 300m優勝
    アジア大会 3000mリレー3位

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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