2020年03月31日 配信

各専門分野で船橋の街づくりにおける第一線で活躍されているみなさんに、船橋の街づくりにおいてどのように関わっていらっしゃるのか、直撃インタビュー! 各分野のお仕事とはどんなものなのでしょうか?


船橋市建設局 局長 大石智弘さん
プロフィール
1972年生まれ。長崎県出身、東京大学農学部卒業。1995年建設省(現国土交通省)に入省し、2002年農林水産省、2003年国土交通省、2005年外務省、2008年国土交通省を経て、2016年7月より現職

MF●建設局とはどんなことをするところですか?

大石さん●地域の「まちづくり」を担当しています。公共的な施設といえば、道路、下水道、学校、病院、公園などがありますが、建設局は、都市計画や道路、公園、河川、下水道など、市民の生活を支える身近なインフラを担っています。

MF●職員の方々はどんな仕事をされているのでしょう?

大石さん●まちづくりに関する各施設の計画づくりから設計、工事、管理に携っています。建設局には約420人いますが、土木や建築などの専門的な知識や資格を持った職員が多いことが、他の部局とは少し違います。

MF●どのような「まち」を目指していますか? 

大石さん●災害が続いていることもあって、市民が安全に、安心して暮らせるまちづくりを行うことが大事だと思います。なので、地震や浸水による被害をできるだけ小さくする必要がありますし、古くなった施設を改修する仕事も増えています。

 また、歩きやすい歩道にするのはお年寄りのためにもなりますし、子どものことも考えた取り組みも大事だと思います。

MF●ボール遊びができる公園は「こども未来会議」の声を受けてですね。

大石さん●そうです。日ごろから市民のみなさんの意見を取り入れられるように、逆に市民の皆さんにわかりやすく説明することも心がけています。毎年『船橋市におけるまちづくりの取組』という冊子を作って周知にも努めています。

MF●公共施設に関して気になったことがあったら、どうしたらいいですか?

大石さん●具体的な課名がわかれば直接連絡をお受けしますし、わからない場合も市役所には「市民の声を聞く課」という課があり、市民の声は届きます。

MF●特に重点を置いている事業はなんでしょう?

大石さん●「海老川上流地区のまちづくり」ですね。船橋市中央部に位置する新しいまちづくりが、いよいよ本格化してきます。船橋市の市街地にも近く、海老川調節池に隣接し自然環境に恵まれています。医療センターをここに移転し、東葉高速線新駅の誘致(東海神駅と飯山満駅の間に位置する)などを中心に、健康や医療も考えた新たなまちづくりを進めていきます。

建設局ではこんなことをしています!
・ 建設局は「まちづくり」をしている組織。主に都市計画、公園、道路、 河川、下水などの計画や整備、管理など
・重点事業は海老川上流地区のまちづくりなど

    

市が行っている道路工事などについて、市ホームページ内の道路工事情報(トップページで「道路工事情報」と検索)で、各現場の工事掲示板に記載されている「問い合わせ番号」(点線枠内)を入力するか、地図から検索することで、工事の詳細が見られる


歩行者が安全に通行できるようにするため、自転車走行レーンのカラー舗装化を図っている


建設局でから発信している『船橋市におけるまちづくりの取組』の冊子の表紙。市役所都市政策課や11階行政資料室、フェイスビル5階の船橋駅前総合窓口センター、各公民館・出張所、図書館で手にできる


自転車利用環境の充実や、橋梁の耐震化・長寿命化などが建設局が携わる事例として挙げられる。平成30年度に印内歩道橋(印内2丁目)が耐震補強された。白い柱部分が整備した部分

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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