2019年07月15日 配信

二和西エリア


車道の両サイドに木々が並ぶ。春は桜のトンネルが出現する

畑と住宅が隣接するエリア約2万年前の集落跡も

 すぐ隣には鎌ケ谷市との市境となるこのエリアの最寄り駅は新京成線・二和向台駅。住居のすぐ隣には、畑や緑が散在する自然豊かな地域である。

 船橋二和高校近くに住む女性は「この辺はかつては緑と畑だらけだったが、最近は新しい家が増えましたね。車の方が楽だけど、自転車のほうが駅にも買い物にも便利」と話す。平日の登下校時間には、船橋二和高校に通う学生の姿も多い。

 船橋市二和は、1981年の住居表示実施後で現在の町名「二和西」と「二和東」になった。その地名の由来は明治時代初期に入植開墾させた際の順番に「初富」「二和」「三咲」…と数字を振った地名を付けたことに由来する。

 現在は二和グリーンハイツになっている二和西1丁目には約2万年前の「西の台遺跡」があり、昭和54年、57年の発掘調査では大量の石器が出土した。火を使っていたことも確かめられているほか、旧石器時代、縄文時代、古墳時代(前期)の集落跡であること、縄文時代にはこの台地近くまでリアス式の海が入り込んでいて、網を使った漁も行われていたことが分かっている。

 豆腐店の主人は「グリーンハイツ付近の風景は昔から変わらないよ、変わったのは子どもの姿と声が聞こえなくなったこと」と少し淋しそうに話す。エリアによっては少子高齢化が進んでいるが、新しい住宅も増えている。昔から変わらない畑の中に建つ町工場も元気に稼働している。


県立船橋二和高校の校門


畑と住宅が隣り合わせのエリア


「西の台遺跡」があった船橋二和グリーンハイツ周辺

A:たまごや

 

同店の卵「紅孔雀」は「ひと目、ひと口でわかるおいしさが自慢」と店主。美容と健康、目にも良いとされるアスタキサンチン入りの「アスタキング」もおすすめだという。


営業時間/9:00~なくなり次第閉店
☎047-447-5200

B:かりんキッズ

4月1日に障がい者日中一時支援としてオープン。3~12歳が対象。6月1日からは放課後等デイサービスもスタートした。児童発達支援管理責任者の勝山さんは「安心安全に過ごせる場所の提供と、できるだけ個々に合った支援をしたい」と抱負を話す。


営業時間/9:30~18:30 
定休日/土・日曜 
☎047-402-2417

C:せわ好きデイサービスセンター

リハビリに特化した半日型小規模デイサービス。半日型では珍しい入浴サービス(要介護、人数に制限有)も行う。身体の状態に合わせて身体機能の維持・改善を目指したプログラムを作成し、提供している。

 
営業時間/9:15~12:30、13:45~17:00
定休日/日曜 
☎047-449-8359

D:酒と旨いもん「笹の葉」

都内の日本料理店で板前修業を積んだ店主が7年前にこの地で独立した。「おすすめは船橋市場で仕入れた季節料理と、毎夏好評の鳥取砂丘の塩らっきょう。今、塩らっきょうは仕込み準備中です」と店主。


営業時間/17:00~24:00(LO23:00)
定休日/月曜  
☎047-447-5507

E:九州屋豆腐店

 

創業は昭和61年、店主・斉藤さんと妻、息子の3人で経営する。学校給食用の準備があるため、仕込みは深夜1時から始まるという。豆腐(140円)、生揚げのほか、しらたき(140円)やところてん(160円)も並ぶ。


営業時間/8:00~19:00
定休日/木曜  
☎047-446-0124

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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