子どもも大人も大好きなカレー!だが、店舗によって、具材も風味も色も辛さも全然違う。だからこそ「カレー店めぐり」をしたくなるもの。船橋市内にも個性豊かなカレーをウリにしている店舗がたくさんある。そのなかから、思わずリピートしたくなるカレーをラインナップ!あくまでもライターの独断だが、辛さ指標も参考に。
根菜類やアボカドにモッツァレラチーズをたっぷりのせて焼き上げた、「焼きチーズカレー」(1100円、サラダ付き)
新京成線高根公団駅から徒歩10分ほど。住宅地に佇む同店は、「体にやさしい、体にいいものを提供したい」がコンセプト。オーガニックスパイスや有機豆乳を使い、隠し味には和の食材を使ったカレーが自慢。オリーブオイルで素揚げした野菜が彩りを添え、冬に味わいたい「焼きチーズカレー」はモッツァレラチーズを使うことにより、軽い食感に仕上がっている。ランチメニューには、写真のほかにEN’Sカレーサラダ付き(1100円)10種類以上の野菜がのったチキンカレーがあり、50円プラスで酵素玄米も選べる。
オーナーシェフ 針ヶ谷光紀さん
ベースはスリランカですが、アレンジをしてどこにもない、ヘルシーなEN’Sのチキンカレーに仕上げています。素材の味を楽しんで下さい。掘りごたつ席もありますよ
掘りごたつ風席もあり、子連れもウェルカム
住/船橋市大穴南5−24−8
☎047−427−7007
営/11:30〜15:00(LO14:30)18:00〜22:00(LO21:00)
休/月曜
P/4台
チキンカレー(1200円)。味付けは、オーガニックスパイスと塩のみで、肉と野菜の水分だけで煮ているので素材の味が生きているのだという
京成津田沼駅南口から徒歩2分、古民家建物で営む同店の人気メニューのひとつが、カレー。使用するスパイスは、パキスタン人の親戚の実家から送ってもらうオーガニックスパイスを使用。店主・相川さんの妻・真理子さんは「自身が健康志向なので、できる限りオーガニックなカレーを食べて心も体も元気なってもらえればうれしい」と話す。カレーはベジカレー(1000円)、チキンカレー(1200円)、チキン&ベジ(1100円)。全てサラダ、ミニデザート、ドリンク付き(税別)。
相川宙士さん 真理子さん夫妻
心を込めてお作りしています。ゆったり過ごしても、交流の場としても利用していただけるとうれしいです
店内にはピアノも置かれ、ゆったりとした空気が流れる
住/習志野市津田沼5−10−9
☎047−455−3666
営/11:00〜23:30(LO) 18:00からバータイム
休/日曜
P/なし
「右手にスプーン、左手にレモン」プレート(1100円)。チキンソースにたっぷりの野菜をトッピングし、ブラックペッパーたっぷりの一皿。「添えられたレモンを左手に持って絞ってもらい、カレーソースの味の変化を楽しんで下さい」
北習志野駅から徒歩約8分の場所で、船橋出身の店主・中澤基成(もとなり)さんが2017年にオープンしたカレー専門店は、まもなく3周年を迎える。オリジナリティーがあり、パンチの効いたカレーにはファンが多い。営業時間は1日3時間だけだが、仕込みには1日の大半を使っているという。「お客さんに美味しく食べていただくに、手間暇をかけて作っております」と中澤さんは笑う。カレーのメニューは、中辛のチキンカレー(850円)、辛口のインドカレー(850円)、極辛のミルチ(900円)、大辛のミルチJr(900円)など。ライスはターメリックライスを使用している。
店主のモトさんとスタッフのユウコさん
お客さんが、カレーを食べて笑顔になって帰られるのが一番のしあわせ
白を基調とし、明るい雰囲気の店内
住/船橋市習志野台2−13−23
☎非公開
営/11:30〜14:30、ディナー営業は水・土曜18:00〜20:30(LO20:00)
休日・月曜
P/なし
ランチメニューCセット(1000円)には、チキンカレー、キーマカレー、炭焼きナン、ライス、サラダ、チキンティカがセットに。カレーは5種類の中から選べる
テーブルのスパイスで辛さを強くできます
塚田駅前にある、日本人オーナーのインドカレー店。シェフはインド人のビジェランダラ・シンさん。日本人向けにアレンジし、スパイス感をあえて抑え、老若男女が食べられる優しい味わいのインドカレーに仕上げているという。ランチメニューは Aセット(800円)でカレー1種、ナンまたはライスが付き、Bセット(900円)はカレー2種、ナンとミニライス、サラダが付く。カレーは5種類の中から選べる。お子様カレー(500円)もあるので、ファミリーでも楽しめる。
ビジェランダラ・シンさん&オーナー・中村成さん
炭焼きのナンは甘めに仕上げ、カレーとの相性もバツグン。本日のカレーもおすすめです。ナマステ
アットホームな雰囲気の店内。小上がりの座敷席も
住/船橋市行田1−46−20
☎047−439−6431
営/11:00〜14:30、17:00〜21:30
休/月・金曜
P/3台
人気の「魚カレー」(FISH CURRY)。スパイシーな魚カレーの回りにパパダン、ビーズ、ジャガイモなどスリランカ産の野菜が彩り豊かに囲む
本町に昨年オープンしたスリランカ料理店。店主のマリーノさんは、スリランカでレストランを経営している父親を手伝い、料理を勉強し、スリランカの家庭料理を知ってもらいたとの思いから同店をオープン。メニューは、「RICEANDCURRY」(カレーライス)、チキンカレー、豚肉カレー、魚カレー、野菜カレーなど。ライスは産地を選べ、「バスマティ」と呼ばれるスリランカの米の場合は、並1000円、大1200円。日本の米の場合は並950円、大1100円となる。カレーの回りの副菜とライスを別々に食べても良いし、混ぜて食感や味の変化を楽しむこともできる。
店主・マリーノ・プリヤンギガさん
スリランカの家庭料理をスリランカのナチュラルなスパイスと野菜を使っています。スリランカ流の食べ方も教えますよ
カジュアルな雰囲気の中で、スリランカ文化に触れられる
住/船橋市本町4−5−18 小泉ビル3F
☎047−779−3413
営/11:00〜23:00
休/木曜
船橋市北部、神保町の木々に囲まれた空間に、突如現れる洗練された建物。それが社会福祉法人施設「らんどね空と海」。自身で野菜を育てる藤田承紀さんが食材にこだわったスパイシーなカレーを今年から提供している。「スパイスが大好きで、勉強していた延長上にカレーがありました」と話し、さらに「たくさんの方に食べていただきたいので、動物性食材を使用しない野菜だけのカレーと、贅沢なビーフカレーの2種を用意しています」と藤田さん。
左:濃厚なのに軽やかな甘口の「ほうれん草のカレー」。スパイスはクミンを中心とし、カカオバターも使用
右:クセになる辛さの「特選ビーフカレー」。肉にもこだわり、完全放牧牛から煮込みに適した部位を使用している
菜園料理家&シェフ藤田承記さん
ここでは施設を利用する人たちと一緒にお店を作り上げています。煮込んだお肉を手作業でほぐしたり、仲間全員の気持ちが入ったカレーなんですよ
自然光がたっぷり入る店内。車椅子同士もすれ違える広い空間
住/船橋市神保町177−8
☎047−401−3285
営/カレー&カフェ (カレー提供の日)=月〜水曜 12:30〜16:30 (カレーは14:00LO)
休/日曜、祝日
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください