2019年11月09日 配信

 今回からは「西船橋周辺」を歩いてみましょう。最初は「JR西船橋駅の今昔」です。同駅は、昭和33年11月に国鉄総武線中山駅と船橋駅の中間地点にあった、明治7年創立の葛飾小学校跡地と葛飾村役場跡に新設されました。

 開設当時は、主に中山競馬場の最寄り駅として、競馬の開催日にはにぎわっていましたが、普段の日は閑散とした駅でした。その後、昭和44年には営団地下鉄(東京メトロ)東西線の起点駅、昭和53年にはJR武蔵野線、昭和61年には京葉線の起点の駅として、さらに平成8年には東葉高速鉄道の乗り継ぎ駅として、今では一日の乗車人員が約34万人で、県内随一の乗車客数になりました。

 駅構内にはペリエ西船橋店が運営するエキナカ商店街があります。北口ロータリーにはバスターミナルがあり、長距離バスの発着所もある、一大交通拠点になっています。駅付近には、春日神社、葛飾神社、成瀬地蔵、正延寺、葛羅の井、宝成寺、勝間田の池、湧水池など多くの見どころが点在しています。

 さて、次回は駅を出発して勝間田公園に行ってみましょう。


現在の西船橋駅北口とシンボルツリーの杉の木


郵便局前にある葛飾小学校開校記念碑

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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