2015年11月01日 配信

11/1(日)「下総三山の七年祭り」大祭の「安産御礼大祭」

近隣から9社が三山に集結、二宮神社を参拝

IMG_0751nananenmaturi.jpg IMG_0746nananenmaturi.jpg
   

千葉県の無形民俗文化財に指定されている「下総三山の七年祭り」の大祭が10月31日~11月2日までの3日間二宮神社(船橋市三山5-20-1)を中心とした三山地区で行われ、1日には9つの神社の神輿が集結する祭りの最大の見せ場「安産御礼大祭」が行われた。

早朝から各社の神輿が三山に向けて出発、昔は神社から神輿を担いで三山入りしたというが、現在は山車に積み込み近くまで移動。神揃場近くに到着したら山車から降ろし、揃いのぱっぴを着て神輿の練り歩きを行う。

三山に到着した各社の神輿は「神揃場」に一時安置される。沿道に多くの見物客が溢れているが神揃場には一般の観客は入る事が出来ない。9基の神輿が安置される場所は決まっており、それぞれ「オツカ」と呼ばれる台座が用意されている。前回の平成21年開催時は最大で5基の神輿が集合する時間が2度あったため多くの人で「神揃場」は混雑したが、この日は最大で4基が同時に安置された。

神輿の出入りは基本的に二宮神社に参拝する順番に沿って大まかに決まっているというが厳密な時間が決まっているわけではないという。交通状況などで時間の前後があった場合は宿と呼ばれる休憩所で調整する。

その後各社の神輿は、二宮神社に「昇殿参拝」に駆け付ける。昔は二宮神社のご祭神に会うため子安神社の神輿一社のみが昇殿参拝したが昭和30年代の七年祭りの際に各社の神輿も参拝してしまった事から全ての神輿が順に昇殿参拝するのが慣例になったという。

順に二宮神社の境内で神輿をもみ込み昇殿参拝をすると、次の神輿が参拝している間も神輿のもみ込みが続く。昇殿参拝が終わると演芸会が行われる。その後、2日未明には、幕張町1丁目の公園で「磯出祭」が行われる予定だ。

IMG_0754nananenmaturi.jpg IMG_0785nananenmaturi.jpg
   
IMG_0787naannenmaturi.jpg IMG_0799nananenmaturi.jpg
   
IMG_0791nananenmaturi.jpg IMG_0792nananenmaturi.jpg
   
IMG_0820nananenmaturi.jpg IMG_0871nananenmaturi.jpg
   
IMG_0885nananenmaturi.jpg IMG_0941nananenmaturi.jpg
   
nananenmaturi.jpg  
   

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

MyFuna編集部

MyFuna編集部

スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード