2021年02月23日 配信

時にはアクションも交えて話す森沢さん

2/23(火)船橋出身の人気作家・森沢明夫さんが法典東小で講演会

ZOOM配信で生きるヒントを伝授

 法典東小学校(船橋市丸山5-25-1)では2月22日、船橋市出身・在住の人気作家・森沢明夫さん(51)を招き出前授業を行った。

 同授業は1月12日に同校の体育館で6年児童153人を対象に行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が再度発令されたことにより延期となり、22日、無事に開催された。

 森沢さんによる授業は感染防止のため、同校の会議室からWeb会議サービス「ZOOM」を利用して配信され、児童は各教室のテレビで視聴する形で行われた。ZOOM配信のため、5年児童138人も受講することとなった。授業は道徳の「夢~なりたい自分に~」の一環として行われ、森沢さんは「人生という物語の紡ぎ方」をテーマに約1時間の授業を行った。

 船橋出身の森沢さんは葛飾小学校、葛飾中学校卒業。早稲田大学を卒業後は出版社で編集者として勤務、のちにフリーライターの経験を経て、現在は作家として小説、エッセイ、絵本の執筆など幅広く活躍している。

 船橋を舞台にした小説「きらきら眼鏡」は、2018年、市民を巻き込んで映画化もされた。小説「虹の岬の喫茶店」(2011年)は2014年に吉永小百合主演で「ふしぎな岬の物語」として映画化された。ほかにも映像化された作品は多数ある。

 授業に先立ち、藤木美智代教頭から「5年生には来年どんな6年生になろうかと考えるために、6年生にはこれからの人生をどう歩んでいくか考えるために、きっとすてきなヒントを与えてくれることと思います」と挨拶があった。

 森沢さんがZOOM画面に映る児童に「こんにちは」と手を振ると、児童たちも振り返し、場所は離れていながらも和やかな雰囲気で授業は始まった。「本当はみんなと対面して、いじりながらやりたかったんだけど」と森沢さん。

 授業では森沢さん自身が「今まで大勢の雑誌に紹介する価値のある人たちに会い、そういう人たちにどうやって価値のある人になったかを一人ひとりに教えてもらったが、そういう幸せな成功者たちには共通点がある」と話を切り出した。時には「スーパーマリオ」「鬼滅の刃」など、子どもたちに人気のキャラクターを話に交え、ホワイトボードを使って「日ごろからどう生きるか」「幸せになるには」「夢をかなえるには」などについて授業を進めた。

 「目の前の小さな夢を一個一個叶えて、達成感と幸せを体で味わうと自信がでてくる」「うまくいかなくても楽しもうぜ」んど、大人もハッとさせられるような言葉をたくさん投げかけていた森沢さん。児童たちは熱心にメモを取りながら、地元出身の人生の先輩の話に夢中になっていた。

 6年生が質問すると森沢さんが答え、画面越しに会話が交わされた。森沢さんは最後に「自分の価値と自分の人生の価値は自分で決めること。ただし人の話には耳を傾ける。教えてくれたまわりの人には感謝する」と話を締めくくった。児童からは「これからの人生に活かしていきたい」「『夢をかなえるために自分の意識を変える』ことに感動し、共感した」「失敗しても学びだと思って生きたい」「目標に向かって努力して頑張りたい」と生き生きとした感想が聞かれ、拍手で授業は終わった。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 質問者に耳を傾ける森沢さんと藤木教頭

  • 真剣に講義を聞く6年生

  • 児童に手を振る森沢さん

  • ZOOMの授業で熱弁する森沢さん

この記事を書いた人

典子牧

典子牧

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