「魔女の宅急便」著者が講師に
中央公民館(船橋市本町2-2-5)で6月14日、「児童文学の実際 書き方を学ぶ」講座が開催され、30人の市民が参加した。
同講座は、船橋市・船橋市教育委員会が主催している「船橋市文学賞」への参加を呼びかけるもの。
講師を務める角野栄子さんは、同文学賞の児童文学部門の選者を担当している。著書には、映画化もされた「魔女の宅急便」をはじめ、「おそとがきえた!」、「ナーダという名の少女」、「魔女からの手紙」など、多数の童話を執筆。そのほか、海外童話の翻訳も多数手がけている。
角野さんのファンも多く、直接児童文学の書き方のレクチャーを受けられる機会とあり、熱心にメモを取る参加者の姿が多く見られた。
角野さんは、「想像力を働かせることで、空想の中で自分がいろいろな体験ができる。こういうことが起こると楽しいなということを書いてみる」と、書き方のポイントを語った。「何回も書き直してみること、毎日毎日書いてみること、自分の中に自分の辞書を持つことも大事」とも。
講座では、ポイントをふまえ書く時間を15分間とり、書いたものを角野さんがいくつか読み上げ、講評した。また、講座の終わりにはサイン会も行われ、多くの参加者が列を作った。
(花岡)
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