2020年08月19日 配信

1階入口で行われた、一般避難者と体調不良避難者の区別の案内の訓練

8/19(水)新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた避難所運営訓練

台風シーズンに備えた「新たな避難所開設・運営方法」

 船橋市は台風シーズンに備え、中央公民館(船橋市本町2-2-5)で8月18日、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた避難所運営訓練を行った。

 今回の訓練の目的は、従来の避難所開設、運営との違いを把握し、避難所での感染症防止対策や新型コロナウイルス感染症対策などへの感染リスクを低減した「新たな避難所開設・運営方法」を職員に周知することだという。

 会場となった中央公民館では、市内公民館の各館長27人、中央公民館職員2人、職員消防士11人、中央公民館避難所非常参集職員5人、社会教育課3人の計48人と、本町地区連合会から5人の見学者が集まった。職員消防士とは、災害時や緊急事態において迅速な対応や判断を行う知識や技術を身に付けるため、防災士資格を取得している市職員のこと。
 避難所非常参集職員とは、夜間・休日などに地震などが発生した場合、避難所の開設・運営などの業務のため、予め指定した避難所に集まる市職員のことを指す。

 同日は、船橋市危機管理課による指導の下、新型コロナウイルス感染症を踏まえた避難所運営について次のポイントを中心に訓練が行われた。

 1つ目は、「人のゾーニング(区分け)」。避難所入り口での区別、一般避難者と体調不良避難者を確実に区分する。2つ目は、一般者と体調不良者の「居住区のゾーニング(区分け)」。入り口で区別された一般避難者と体調不良避難者は、それぞれ別の居住区へ行く。そのほかには、避難所内では3密対策の徹底をすること。「健康管理チェックリスト」による避難者の健康管理。具体的には、毎朝の体温測定や体調に異変が生じた場合の避難所運営スタッフへの報告などが挙げられた。

 1階入り口では、一般避難者と体調不良避難者を確実に区分して、避難者が誘導された。4階では、体調不良避難者の居住区のスペース確保など避難者受け入れのシミュレーションを。6階では、一般避難者居住区のスペース確保、受け入れのシミュレーションが、来とは異なる状況下での避難所運営を3班に分かれ訓練した。

 船橋市はこの訓練が「新型コロナウイルス感染症の感染者が日々増加しているなか、災害発生時には避難者たちの過密状態の防止や健康管理の徹底などの避難所対策が喫緊の課題となっている。当市では今回の訓練を通じて市職員の対応力の向上を図り、未曽有の事態に対応できる災害に強いまちづくりを進めるもの」だという。

 訓練を終えた松戸徹市長からは「新型コロナウイルスの関係で、今までとは全く違う社会になってきています。当市では累計で約390人の新規陽性者が出ています。増えている感染ルートは家庭内感染で、これは全体の35%だそうです。そんな中、これからの台風シーズンや自然災害発生時の公民館の役割は大きいと思います。今回の中央公民館でのゾーニングを参考にしていただき、市民の方のために各自の公民館に当てはめ、対応してください」と話した。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 6階の一般避難者の居住スペース

  • 講評をする松戸徹市長

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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