2/24(月)読み聞かせ絵本「ジュエムがたかの番をしたおはなし」が完成
船橋の民話を題材にした切り絵の絵本
船橋競馬場駅北部の住宅街に位置するアメジスト・アート出版(船橋市宮本8-10-5 TEL047-425-4898)が2月21日、船橋の民話を題材にした切り絵の絵本「ジュエムがたかの番をしたおはなし」の販売を開始した。
絵本はB5横サイズ、28ページのフルカラーで、価格は1000円(消費税別)。印内につたわる有名な昔ばなしの一つ「重右衛門ばなし」をヒントに、代表の川瀬紀子さんが物語を考え、切り絵で絵柄を作ったオリジナルストーリー。
村にやってきた「たか匠」から鷹の番を頼まれた主人公・ジュエムが、鷹の様子を逐一報告しに行くという一晩の様子を、テンポよく面白おかしく語っている。
約12年前、船橋の青風堂から学校の教材用ビデオを作るため、船橋の昔話の絵物語制作を依頼され、「ジュエムがたかの番をしたおはなし」をショートストーリーで制作したという。これに、絵柄を何枚か加え紙芝居にしたという。
川瀬さんの自宅では、蔵書の貸し出しやおはなし会を行う「きりなし文庫」という活動も行っており、生徒に紙芝居を見せたところ好評で、絵本製作に至った。
「演じ手が読む紙芝居と違い、絵本は一人で読んで納得しなきゃいけないので、何回も読み直しました」と、川瀬さん。全ページ作っては生徒に見せて意見をもらい、作り直す作業は100回を超えたという。「子ども達と一緒に読み、ジュエムに同感してワッハッハッ!と笑ってほしいと思っています」とも。
絵本は同社HPでのネットをメーンに、販売を行う。
・アメジスト アート出版 http://www1.ocn.ne.jp/~amejist/
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