2020年06月24日 配信

リモートレッスンの統括ルームで笑顔を見せる田丸さん

6/24(水)音楽教室と音響照明の「グッド・タイム」営業再開、

コロナ後を見据えてオンラインレッスンを可能に

 新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が発令された翌日から臨時休業を余儀なくされた「グッド・タイム」(船橋市本町2-3-29、TEL 047-434-1223)が6月1日から事業を再開した。

 「グッド・タイム」は船橋市出身の田丸淳一朗さんが2005年に創業。船橋市本町で音楽教室、レンタルスタジオ、機材レンタル、音響(PA)、照明レンタル、出張音響などを事業としている。音楽教室は個人レッスンが基本で、生徒がやってみたいことを積極的に応援する独自の体制が生徒から好評を得ているという。

 新型コロナウイルスの感染拡大前、生徒数は180人ほどであったが、3月から徐々に休会、退会者が続出し、休業中は120人位まで在籍者が減った。音響、照明の出張業務も行っていたが3月の初めには4月までのイベントが全てキャンセルとなり、まったく仕事がなくなってしまったのだという。

 田丸さんは「大手の音楽教室は4月中にはオンラインレッスンを始めていたが、その頃はZOOMなどのWeb会議ツールの存在すら知らなかった」と話す。音楽教室の生徒から「リモートレッスンをやってほしい」などの声もあり、オンライン化について自分でいろいろ調べ、新型コロナウイルス感染防止対策や音楽教室のオンライン化の設備工事を田丸さん自らDIYで改装した。

 「今後コロナの第2波、第3波が来るかもしれないし、完全に元の様になるのは難しいかもしれない。その場しのぎではなく、今のうちにしっかりとオンラインレッスンができるようにしたかった」と田丸さん。

 同店ではレッスン室を3部屋確保している。全室でオンラインレッスンができるよう、大型モニター仕様のパソコンを設置した。画像、音声が安定するように有線LANを配線し、倉庫を改造して各部屋のモニターを統括するコントロールルームに変えた。オンラインレッスン撮影用のビデオ、照明、マイクなども配備している。講師が同スタジオからレッスンを配信したり、逆にスタジオにいる生徒に先生が自宅からリモートレッスンすることも可能となった。

 各レッスン室の中央には透明の抗菌ビニールのカーテンを設置。講師と生徒の間にカーテンを引いているので、対面レッスンが可能に。また、空間の抗菌効果のあるプラズマクラスター空気清浄機と空気の循環を促すサーキュレーターも各部屋に設置。レッスンの度にドアノブ、カーテン、レンタル楽器などを除菌清掃して感染対策を行っている。Wi-Fiも設置し、壁紙も張り替えたという。

 休業中の資金を捻出するために貯金を取り崩し、保険も解約したという田丸さん。「持続化給付金に受け付け開始後すぐに申請したが、振り込まれるまで1カ月ほどかかった。セーフティーネット保証の融資にも申し込み、それが工事の原資となった」という。

 「一時期は不安にかられ酒浸りとなり、恐ろしい夢にうなされてばかりだった」と田丸さんは振り返る。しかし5月の初めに長男の彰太郎さんの婚姻届の証人になったことから「このままではコロナにやられる前に、酒でだめになってしまうと思い直し、断酒を始めた。すると次第に体調が良くなり、悪夢も見なくなり、前向きな思いが湧き出てDIYに取り掛かかれた。工事費節約で手作り感満載ですけど」と田丸さんは笑顔を見せる。

 しかしなお、同社の改革は現在も続く。「オンライン化の機材をもっと充実させたい。今後は地方の生徒さんとプロのレッスンの橋渡しをできるかもしれない。リモート設備込みのスタジオレンタル、ホームページや料金体制も変えていこうと思う」と田丸さん。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • オンラインレッスンの部屋。ビデオ、照明やマイクも

  • 生徒とやりとりする大型パソコン画面

  • 先生と生徒の間には、飛沫防止のビニールカーテン

  • サーキュレーターも各部屋に

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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