2013年05月28日 配信

5/28(火)船橋に出没する平成の流し歌手「ナガシーズ」

昭和歌謡を中心のレパートリーで

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 船橋市内を中心に流しの歌手が居酒屋や宴会場などに出没するという話を聞きつけ27日、西船橋駅近くの居酒屋「フナバシ屋」(船橋市西船4-23-10)で本人たちの話を聞く事ができた。

 流しの歌手として市内を回っているのはバンド名「ナガシーズ」小山健さん(38)と水野和哉さん(36)の二人だ。レパートリーは、昭和歌謡曲を中心に豊富にそろえるというが、得意なのは沢田研二さん、チャゲ&飛鳥さんなど往年の男性シンガーのものだという。

 基本的には居酒屋や宴会場と契約し時間を決めて訪問。ナガシーズの二人が懐かしの歌謡曲を歌い場を盛り上げてゆくというスタイルが多いようだが、店の来店客からのオーダーでカラオケの伴奏も務めるという。

 ナガシーズの結成は、2012年3月。震災の影響が残る船橋の繁華街で「何かできないか」と小山さんは、得意の歌を使った町興しを仕掛ける。現在のパートナー水野さんは3代目の相方だという。1年の間に3回パートナーが変わっても「ナガシーズ」を続けているのは「船橋を歌で盛り上げたいという気持ちだけ」だと語る。

 普段は、宴会場やイベント会場などに呼ばれ演奏や歌を披露しているという小山さん。「流し」はほぼボランティアに近い活動なのだという。

 店側との話し合いで「1オーダーしてくれたお客さんの注文で演奏する」など店の売上に貢献する手法も確立した。結成から1年あまり、「少しずつ『流し』を呼んでくれる店舗も増えてきました」とうれしそうに語る。

 問合せは、090-8491-5427(小山)。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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