12/23(日)船橋総合病院でキャンドルサービス
入院患者に職員からプレゼントも
船橋総合病院(船橋市北本町1-13-1)で12月20日18時から1階中央待合室で入院患者とその関係者を招いてキャンドルサービスが行われた。
同病院ではナイチンゲールの精神に基づき、ロウソクを灯すことで、医療・看護に携わった志を忘れず、病院職員としての自覚を再確認するとともに、クリスマス時期に病院で過ごす患者に季節感を味わってもらおうと毎年行われている企画だ。
照明を落とした会場に職員によりキャンドルが灯され「わずかな時間ですが楽しんで下さい」と、塚本院長が挨拶して会がスタートした。西方看護部長がキャンドルサービスについて「100年以上前のクリミア戦争で傷病兵を敵味方なく看病したナイチンゲールが持ち歩いていたことがキャンドルサービスの由来」と説明し、「平成最後のキャンドルサービス。1年を振り返って思い出とともに楽しんでいただければ」と挨拶。
続いて今年入職した臨床検査技師と看護師が自らの体験や思いを話し「これからもたくさんの方に支えられていることに感謝し、少しでも患者様の苦痛が和らぐような看護を日々精進していきたい」と誓いの言葉をのべ「一日も早く回復され、退院を心待ちにされているご家族の元へ帰られることを。さらに社会復帰されることを心よりお祈りします」と話をした。厳かな雰囲気の中、看護士らが「ナイチンゲール誓詞」を斉唱した。
会場の照明がつけられ、職員有志により「ホール・ニューワールド」などの楽器演奏が披露された。つづいて病院に併設する職員の保育施設「にんじん保育室」の子どもたちが登場。「きらきら星」と「赤鼻のトナカイ」を歌い、子どもたちの愛らしさに会場は沸いた。
最後に職員がサンタクロースやトナカイに扮して「ジングルベル」の歌と踊りのプレゼントをし、会場は手拍子で盛り上がった。約40分間にわたり100人以上の入院患者と関係者、病院スタッフらが共に楽しい時を過ごした。
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