スーパー主流の時代に地域密着で地元とつながりを大切に
新京成線北習志野駅から広がるビアーレきたなら商店会内に青果店「(愛)やっちゃば本舗(船橋市習志野台2-72-14 TEL047-401-3808)」が4月19日のオープンからまもなく3か月を迎え地域に密着した営業で話題を集めている。
「やっちゃば」とは「やっちゃやっちゃ」という競り市場での掛け声に由来しており、「野菜市場」を意味する。愛のあるお店、愛されるお店を目指していきたいという思いからこの店名がつけられたのだという。
約45坪の店内には地場野菜を中心に果物、乾物などの食料品が並ぶ。毎月8のつく日は「やっちゃば市」として特売を実施。その他のも曜日ごとに特売があり、地元の主婦層を中心に口コミで広がっている。
オーナーの菅野健次さんは、高校を卒業してすぐに市内の青果店に就職。現在は様々な地域の野菜が集まる船橋市中央卸売市場(市場1-8-1)内で、青果仲卸を行う船清青果で取締役も務める。その為、地場野菜の情報はもちろんのこと、広く他地域の野菜に関する情報を提供できるのも同店の売り。
同店のオープン前には、この場所で船清青果と取引のあった青果店が営まれていたが、閉店の話を聞きつけ菅野さんが出店を決意したという。「今は小売りの八百屋は減っておりスーパーが主流の時代。だからこそ、安くて新鮮なものを提供できる地域密着の八百屋を根付かせたい。地域の方に親しみをもって愛される店を目指していく」と菅野さんは目を輝かせる。
営業時間は10時から19時。日曜定休。
↑オーナーの菅野さん(右)と店長の清藤さん(左) |
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