3/26(月)こども美術館に新スタジオ「しっかり者のすずの兵隊」
舞台セットや衣装はデンマークから
ふなばしアンデルセン公園子ども美術館(船橋市金堀町525、TEL047-457-6661)で新スタジオ「しっかり者のすずの兵隊」が3月25日にオープンするのに先立って、3月24日、オープン式典が開催された。
同館では平成17年にデンマーク王国・オーデンセ市子ども文化センター「ティンダーボックス」の協力によりスタジオ「童話・親指姫の世界へようこそ」がオープンし、アンデルセンの世界が体感できる人気の施設として多くの子どもたちが利用している。13年ぶりの新スタジオ「しっかり者のすずの兵隊」は、市制施行80周年の記念事業として実現したもので、総事業費は約2,890万円。
同スタジオは子どもたちが衣装やフェイスペインティングで登場人物に扮してアンデルセン童話「しっかり者のすずの兵隊」を演じるというもの。
衣装やセットは、姉妹都市である本市に友好の印としてデンマークから送られてきたもので、実際に昨年の11月までオーデンセ市の子ども文化センターで使用されていた。アンデルセンの世界を体験できるスタジオがあるのはデンマーク王国以外では本市のみ。
同日は松戸市長を始め、オーデンセン市博物館連合のリケ・ヤン・スビンディングさん、童話作家の角野栄子さん、同スタジオ入り口に飾られているバレリーナを製作した建築美術工芸家の坂上直哉さんらが出席した。
リケ・ヤン・スビンディングさんは「プロジェクトを通して友好関係が続くのがとても嬉しい。アンデルセンが生きていれば、本当に喜ぶと思う」と挨拶。
テープカットが行われた後、スタジオ内で豊富小学校3年から5年の児童10人による劇の実演が行われた。兵隊の衣装を着た豊富小学校5年の鈴木恭雅くんは「緊張しています」と話し、バレリーナの衣装を着た豊富小学校5年の相馬凛さんは「こんな衣装を着ることができて嬉しい。この話は悲しいけどいい話だと思う」など感想を話した。
開催日は土・日・祝日及び春・夏・冬休みなどの長期休暇期間。開催時間は11時~12時30分、所要時間は約90分、対象年齢は4歳から中学生まで(幼児は保護者同伴)。
定員は先着10人まで(当日予約10時50分まで)。利用料金300円。
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