1/29(月)本町通りの「麺酒場でめきん」が移転、
地元ファンに惜しまれつつ3月下旬、下総中山へ
店主の石田さん |
船橋駅南口の本町通りにある「麺酒場でめきん」(船橋市本町2-26-1、TEL047-437-6225)が3月中旬に閉店し、3月下旬から下総中山駅から徒歩1分のところ(船橋市本中山2-23-8)に移転することが分かった。
店主の石田弘樹さん(38)が「でめきん」に似ていることから名付けたというらーめん店。「でめきん」は、2007年10月の開店から約10年間この場所で営業、地元だけでなく遠方からも客がくるほど親しまれていた。
しかし、千葉県内でも有数のラーメン激戦区の船橋駅近辺、10年の間にラーメン店が増え続け売り上げが落ちはじめた。そのため、2年くらい前から移転先を探していたという。
移転先は下総中山駅近くの場所で、ロフト部分の2階がある一軒家だという。「10年やってきた中で、いろいろと改善したいことが見えてきたので、今回あえて場所を変えて自分の思い通りの店を作りたいと思っています」と石田さん。
現店舗はテーブル席は2つだが、家族でも来てほしいとの思いがあり、新店舗ではテーブル席5つを含む20席を用意する。現在と同じく和の雰囲気をベースにしながら、アンティーク雑貨などを取り入れる予定だという。
「昼も夜も禁煙にして、食事を五感で楽しんでいただけるお店にしたい」と意気込みを話す。もともとモンスーンカフェなども手がけているグルーバルダイニング(東京都港区)に勤めていた石田さん。当時の経験を活かして、ラーメンだけでなく食事メニューにもこだわりを見せる。
メニューは現メニューと少し変える予定だと話すが、新店舗でも製麺室を設け、今と同様に毎日打ち、細・中太・中太ちぢれの3種類の麺を使用していく。常連客から人気の高い、季節ごとのメニューも提供を続ける予定だという。2月下旬までは「勝浦タンタンメン」(800円)を提供する。「豚トロの塩焼き」や「旬の青菜炒め」、「せせりポン酢」(300円~)などのおつまみメニューも価格と内容を少し変える予定だという。
「近くの人には残念だと言われますが、2駅なのでまた寄るねと言ってくださる方や、もともと中山だからちょうどいいと言ってくださるお客様がいて有難いです」と石田さん。「家族連れでも来ていただけるような、地域に根差した店を目指します」と今後の意気込みを話した。
現在の営業時間
11時半~14時半、18時~24時(月~金)
11時半~14時半、18時~22時(土・祝)、日曜定休
移転後の営業時間
11時半~14時半、18時~23時、月曜定休
現在の店舗 | |
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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