2017年10月18日 配信

10/18(水)三咲で開催の院内勉強会「田なべの会」
居酒屋で飲みながら真剣に和気あいあいと

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玉元弘次先生(左端)  

 三咲駅そばの「コミュニティクリニックみさき」(船橋市三咲3-1-15)院長の医師 玉元弘次さんが主催の勉強会「田なべの会」が、居酒屋「田なべ」(船橋市三咲3-1-14)で10月16日に開催された。

 4年前から2カ月に1回程度の割合で開催されているという同会。同クリニックの職員や市民、外部の専門職員らが集まり、毎回テーマを決めて有志で集う勉強会だ。

 同日のテーマは「浮腫(ふしゅ)」。しかし、テーマの紹介よりも先にビール片手に乾杯の合図でスタート。プロジェクターを使い、最初に玉元さんが人間の起源となるDNA「ミトコンドリア・イブ」をテーマにプレゼンテーションを実施した。

 和やかな雰囲気の中、高い専門性を持った参加者らがそれぞれ1人5分~10分でプレゼンを行い、ビールを片手に、刺身をつつきながらも真剣な質疑応答が繰り返される。

 「真面目なプレゼンテーションを開催するとなると、昼間はクリニックや業界の勉強会などで忙しい。どうしても仕事が終わってからの時間に開催することになってしまう。食事をとりながらの勉強会にしたことで参加率が増えた。また、同じ商店会に所属している『居酒屋田なべ』を会場とすることで、地域活性化にも貢献できていると思う」と玉元さん。

 くだけた会話の中にも船橋の医療の発展に向け熱く語り合う勉強会は、時に夜更けまで続くこともあるという。「ゆるやかな雰囲気の中で有志が集まるこの勉強会、医療だけでなく福祉や市民などさまざまな立場の人々が集まることで業界を超えた横の連携が期待できる」と玉元さんは勉強会の趣旨を話した。

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この記事を書いた人

大西俊子

大西俊子

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