5/23(火)年に一度の船橋運動公園「ホタルの里」無料開放
今年は6月6日から6日間
船橋市運動公園(船橋市夏見台6-4-1、TEL047-438-4461)内に設けられたホタル人工飼育施設「ホタルの里」では、6月6日から11日までの6日間を一般向けに開放し、ホタルの鑑賞が無料で楽しめるなる。
船橋市内でもホタルを鑑賞できるスポットがいくつかあるが、「ホタルの里」は例年1000匹ほどのホタルを見ることができる。自然の大切さを知ってもらうことを目的として、昭和60年から毎年一般開放している。成虫になった多くのホタルが水流に舞う様子は幻想的で、毎年多くの市民が同施設を訪れている。
「ホタルの里」は、運動公園敷地内の屋外斜面にネットで覆われた自然の地形を生かした人工施設で、井戸水をひいてゲンジボタルが生育に最適な環境を整えている。その中に職員たちによって飼育されたゲンジボタルが飛び交う予定だ。「ホタルはぎりぎりまで土の中にいるので生育具合を見ることは難しですが、今年も例年通りだと思います」と同園の寺門さん。
ホタルは1匹から約500~1000個の卵を水辺のコケなどに産み付け、その後1カ月ほどでふ化。幼虫は約9カ月間水の中で巻き貝の「カワニナ」を食べて成長し、5月頃から土に上がり土のうを作りさなぎになるという。6月頃から羽化し、成虫になってからの寿命は7日から10日ほど。「1年のこの時期だけなのでたくさんの人に楽しんでほしい」と同園の担当者。
開放日は6月6日から11日まで。開放時間は19時30分~21時。入場無料。屋外施設のため雨天中止。
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