2011年07月09日 配信

7/9(日)治る認知症と治らない認知症/公益社団法人船橋地域福祉・介護・医療推進機構

認知症には治るものと治らないものがある!?

認知症を理解できる!専門医の公開講座

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 船橋市の市民公益活動公募型支援事業に採択されている公益団体、船橋地域福祉・介護・医療推進機構が船橋グランドホテル芙蓉の間にて認知症公開講座『「認知症」=「アルツハイマー病」か?治る認知症と治らない認知症』を開催した。定員150名で設定された会場に、この日訪れた聴講者は156名。

 予約不要の公開講座というスタイルをとっており、当日飛び入りでの参加も可能。講師に、安間クリニック院長兼船橋市立医療センター脳神経外科非常勤勤医 安間芳秀氏を招き一般市民にわかりやすい言葉と映像で「認知症とはどのようなものなのか」が語られた。

 認知症の患者数は増加の一途を辿っており2011年に230万人だった患者数は、2035年には337万人に達すると予想されている。また、年齢を重ねるごとに認知症の発症率は高まり65歳以上で13人に1人、85歳以上で4人に1人、120歳まで生きるとほぼ100%が認知症患者になるいう。人類にとって身近な病気である認知症について、紛らわしい事例とともに紹介した。

 講演の中では、加齢による物忘れと認知症の物忘れの違いについてふれ、認知症の種類(アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症)それぞれについて紹介した。認知症と一口に言ってもタイプにより、認知症の特徴やパターンが変わるという。集まった聴講者は熱心に耳を傾け、メモを取る。自身の経験に照らし合わせ安間氏の話を一つ一つ頷きながら理解している様子が見受けられた。

 この公講座には、製薬メーカーや医療用品メーカーなどが8社が協賛についており武田薬品工業、ノバルティス ファーマ株式会社、エーザイ株式会社、小野薬品工業株式会社、第一三共株式会社、ファイザー株式会社、ユニ・チャームメンリッケ株式会社、クリニコ株式会社などが協賛している。

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↓クリニコ株式会社

・・・介護食,嚥下食,流動食,医療食メーカー

↑ユニ・チャームメンリッケ株式会社

・・・大人用紙おむつの世界ブランドメーカー

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変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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