ども、演出です。
先日、練習をしに中央公民館に行くと職員から呼び止められました。
職員「あの。」
オイラ「はい。」
職員「劇団十夢さんですよね?」
オイラ「はい。」
職員「預かりモノがあります。」
オイラ「預かりモノですか?」
心当たりはありません。
何だろうと待っていると、職員は奥から一つの茶封筒を持って来ました。
職員「これです。」
オイラ「あの、これは?」
職員「私が直接対応したわけではないので、詳しいことはわからないのですが、先日女性の方がコチラにいらして、十夢さんに渡して欲しいと。」
オイラ「そうですか。有難うございます。あの、女性のお名前や連絡先は分かりますか?頂きものならお礼をしたいのですが。」
職員「すみません。私ではちょっと・・・。」
オイラ「そうですか。いえ、有難うございます。」
オイラは練習場所へ移動中、茶封筒の中身を確認。
中には、綺麗なウィッグが入っていました。
そして、1通の手紙が。
転載許可を得ていないので本文は掲載できませんが、簡単に言うと、女性が自分用に購入したウィッグなのですが結局使用せず、返品も出来なかった為、劇団なら役に立つんじゃないかと探していたところ、WEBで十夢を見つけたので譲渡・・・ということらしいです。
なので、全くの新品なんですよね。
品はかなり良い品らしく、しっかりしています。
十夢では以前、カツラを使用したことがあるのですが、100円均一で購入した商品でした。
まぁ、ギャグに使用したものなのでカツラクオリティは求めていませんでしたが、今、目の前にあるウィッグはそれを凌駕した商品であることは間違いありません。
こんな良い品を貰っていいんだろうか?
手紙の1文には「気持ち悪いようでしたら処分」的なことが書かれていましたが、とんでもありません。
ガッツリ使用させていただきます。
ただ、残念なのは、お礼が出来ない、という事です。
名前も連絡先も分からないので、お礼のしようがありません。
お住まいは千葉県内のようなので、お礼が出来るとすれば・・・面白い芝居を提供すること?ですかね。
その方が観に来てくれないと意味がないことなんですけど、信じています。
きっと、観に来てくれる、と。
使いますからね!!
貴女のくれたウィッグを今回の芝居で使います!!
ですから、観に来てください!!
どんな役者が使うのか。
どんな使い方をするのか、観て下さい。
「あぁ、ウィッグが超有効活用されている」と思って頂けるようにします!
頑張ります!!
ウィッグを譲渡した先が十夢で良かったと思ってもらえるような芝居を作ります!!
名前も知らない、ウィッグをくれたお客様。
オイラは、貴女のおかげで益々やる気が出ました。
責任が大きくなりました。
ブログからで申し訳ありませんが、心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。
面白い芝居を作ります!!