「船橋交通安全協会」とはどのような組織で、どういう活動をしているのだろう?
平成25年4月から法改正により一般社団法人になった同協会。平成27年度から会長に就任した矢作光平さんに、その活動内容などに ついてうかがった。
どのような組織でしょうか?
交通安全協会は千葉県内の交通事故 防止のため、交通道徳の普及高揚と交通安全の実現に寄与することを目的に設立された団体です。
船橋交通安全協会は4月末現在で正会員が72人、賛助会員が1万4964人、団体会員が6社。現在市内では同会と船橋東交通安全協会の2つがあり、県内では同会も含めて44協会になります。
どのような活動をされているのでしょうか?
正会員の72人は、季節ごと年4回の交通安全運動の広報・啓発活動を行います。
市からの要請で市民まつりや市民駅伝、花火大会などでの交通整理、シートベルト、チャイルドシートの着用についての推進運動、自転車利用者に対する安全利用の指導などをボランティアで行っています。正会員の中の14人が婦人部を結成、各学校で交通安全教室の開催を行うほか、新入学児童にはランドセルカバーを、学校には横断旗などを作成し配布しています。
交通事故は人生を大きく変えてしまうものです。なんとか防ぎたいという思いで、皆で働きかけをしています。
会員になるには?また今後の展望は?
市民のみなさんは、免許の更新などで免許センターや警察署に来られた際に、交通安全協会への入会の案内をされると思います。会費は次の更新までの期間で一律1500円で、その場で会員(賛助会員)になっていただくと、会員証と免許証ケースをお渡ししています。
賛助会員は、特にボランティア活動を強制するものではなく、会費を支払うことで前述の交通安全運動に貢献いただけるというものです。同会の活動を担っていく後継者の育成や広く市民のみなさまに活動の趣旨をご理解いただき、市民一丸となって交通事故死ゼロを目指していきたいと思います。
最後にご自身の船橋ゆかりの地 について教えてください
海神です。徳川吉宗の代のころから先祖代々海神に住んでいます。私が小学生のころ、今の海神中学校がある辺りを「海神山」と言っていたのを懐かしく思い出します。
船橋は半農半漁で栄えた場所で、気候も温暖で最高です。唯一難点は、道路が狭いことですかね。
矢作 光平(やはぎ みつへい)氏
プロフィール
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