2015年06月01日 配信

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一口にマンホールといっても用途はさまざま。その下には下水道用、電力・通信ケーブル用など管路が広がり、貯水タンクなども整備されている。
今回は、MyFuna編集部が調べた船橋の下水道マンホールの一部をご紹介!
みんなで船橋の地底に広がる下水道ワールドへ行ってみよう!

【船橋市のマンホール蓋の変遷】

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◆水の未来を守る下水道個性的なデザインが施されるマンホールの蓋

市内にいろいろなマンホールの蓋がある中、下水道のマンホールに船と花をモチーフにしたデザイン性の高い鋳鉄製の蓋があるのをご存知だろうか?
公共下水道の建設が始まった昭和36年当初は、マンホールの蓋もコンクリート製のものに市章が入る程度の簡単なものだった。しかし昭和60年代、下水道事業のイメージアップのために、各市町村でオリジナルのデザインマンホールにすることを国が提唱、デザイン化が推奨された。
船橋市でも広く市民からデザインを募集、優秀作品を参考にして現デザインが決定、平成元年から使われている。
船橋市は公共下水道の建設当初は、急激な人口増加や都市化に伴い整備が追いつかない状況だった。しかし、平成26年3月末で普及率が79%まで上昇、全国平均77%を超えた。

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【船橋の下水道】

◆下水道は川の流れと同じ、土地の高低差に従って作られている
市内の下水処理場は西浦処理区を処理する「西浦下水処理場」、高瀬処理区を処理する「高瀬下水処理場」の2カ所。他は土地の高低差により、江戸川左岸処理区は市川市へ、印旛処理区は幕張へ流れ、千葉県の終末下水処理場で、そして、津田沼処理区は習志野市の処理場で処理されている。

◆処理には2つの方法がある!
船橋の下水道は、汚水と雨水を合わせて処理できる合流式として整備がはじまったが、その後分流式も取り入れて5つの処理区に分けて整備している。

[分流式]
汚水と雨水を完全に分離し、汚水は汚水管へ、雨水は雨水管などへ流します。
[合流式]
汚水と雨水をいっしょに合流管へ流します。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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