船橋市内で最大規模のイベント「船橋市場だョ!全員集合」の
準備から当日の運営までの全てを行った実行委員会
中央市場から地方市場へ、一般には馴染がないけれども、大きな変換に対して
何を考え、どのような判断で今回のイベント開催につなげたのかを尋ねた。
方市場と中央市場の違いは?
われわれ働いている側にとってもほとんど変わりはないように感じられますが、管轄するのが農林水産省から地方行政に変わるところが大きな変化でしょうか。その他に、中央市場では市場法によってプロに販売するのが義務でしたが、地方化することで仲卸さんを利用して頂き一般の買い物客もターゲットにすることができるようになります。
今回のイベントの裏舞台は?
イベント開催までに市場関係者と場外のみなさんと一緒に9回の会議を実施しました。実行委員会が立ち上がったのが1月でしたから月に2回程度、皆さんに仕事の合間や仕事が終わってから時間を取っていただきました。
ご当地グルメでは、船橋駅周辺の飲食店約40店で組織されている「船橋F.B.C.」にお世話になりましたし、ご当地キャラプロレスでは市内在住のご当地キャラ博士なる広告代理店の方や世界のレフリー島田裕二さんにもお世話になりました。また、市立船橋高校さんは先生方や生徒さんみなさんにも大変にお世話になりました。
なぜ、イベントを開催したのですか?
働いているわれわれにとっては、そんなに大きく仕事は変わらないのですが、地方化によって今後一般の買い物客も受け入れていくとなると、市場の場所を知ってもらうこと、塀の外から一歩場内に入ってもらうことが大切だと考えました。
現在、船橋市には「ふなっしー」という強力なコンテンツがあるので、協力を要請し、会場を盛り上げるためにふなっしーにも一役かってもらいました。
イベントを振り返ってみていかがでしたか?
市場としても多額の予算と時間をかけて、準備を進めてきましたが、かつてこれほどまでに船橋市場が注目を浴びたことはなかったと聞いております。市場内外の多くの方々の協力でイベントまでこぎつけることができたこと、皆さんの力の大きさに、ただただ感謝と驚きの気持ちを感じます。個人的には、事前に実施した記者会見の席が慣れないことなので非常に緊張しました。(※取材時はイベント開催前です)
宮本雅俊 氏
・昭和34年3月生まれ ・平成15年 市川中央青果(株)入社 |
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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