2009年08月26日 配信

8/26(水)14:00~16:00

IMGP4004takagi.jpg 洋菓子業界で幅広く活躍中人気パティシエ髙木康裕さんが講師となり、子どもたちへ”お菓子作りの魅力、楽しさ、菓子職人への夢を実現させるまでの道のり”などを千葉市生涯学習センターが主催する『子どものハローワーク』で講演した。

IMGP4012takagi.jpg 対象は応募者400名以上(千葉市生涯学習センターの歴代新記録)の中から抽選された約60名の小学校4年生から中学生までの児童。親の参加は認めず子どもたち自身が自分の興味ある講演を聞くスタイルをとっており、会場内への親の入場は認められていない。

IMGP4019takagi.jpg 講演は間に休憩を挟み、前半と後半に分かれて行われた。前半は、司会者による講師の紹介の後、髙木シェフがこの日の子どもたちのために特別に作ったケーキの試食(ケーキの上にかかっているジュレの素材あてが行われた)、自由形式での質疑応答が行われた。

IMGP4025takagi.jpg 「お菓子を作るときには誰か特定の人のために(たとえば自分自身の満足のためだけに)作るのではなく、食べてくれる人みんなの事を考えながら作らなければなりません。

IMGP4049takagi.jpg 今日のこのケーキは、僕が今日お会いするみなさんの事を考えてどんなものが喜ばれるのかなと考えながら一生懸命に作りました」とのパティシエの想いがこもった真剣な髙木さんの言葉に、児童は引き込まれていく・・・

IMGP4029takagi.jpg 生クリームを絞りながら「毎日同じことをコツコツと飽きずに朝早くから行わなければ良い職人にはなれません。でも、僕は自分がやりたい、大好きなことを毎日やっている。ケーキ職人でも野球選手でも、プロと呼ばれる人はみんな、大好きなことを毎日コツコツやっていることに感謝しています」と職人としての心構えを真剣に伝える

IMGP4032takagi.jpg 後半部分は、スライドによる説明が主で髙木シェフがパティシエを志した理由に始まり、フランス留学時代の苦労、現在の活動に至るまでパティシエがどのような仕事であるかを詳細に明かした。

IMGP4038takagi.jpg 「パティシエを真剣に志し始めたのは高校2年生のとき。創業者の父に話をしたら『まず私に、仕事をやらせて欲しいと頭を下げなさい』と言われました。パティシエの仕事は厳しいので心構えが大切だと伝えたかったのでしょう。フランスに留学して半年、現地の店で修行を積んでいた時期は言葉も、自分の悩みも一人で解決しなければならなかった。忍耐強さが身に付いた」とスライドとともに当時を振り返る。

IMGP4042takagi.jpg 「TVチャンピオンで優勝してから芸能界の方から誕生日ケーキや記念日のケーキ、番組で使われるネタとしてのケーキ(特大から極小まで)など様々な注文をもらいました。普通にケーキを作るだけでなく常に『こんなのをつくりたい』『こんなのをあげたら(みせたら)喜ぶだろうなぁ』という想像力や遊び心が大切。」

IMGP4061takagi.jpg 「ケーキはお客さんのいろんな想いを形にしたもの。だから一つ一つに真剣だし毎日が楽しいんです」

IMGP4069takagi.jpg 質疑応答の場面で

 児童「ケーキの上にあるイチゴが甘酸っぱいのは何故ですか」

IMGP4073takagi.jpg 髙木さん「するどい質問ですね。時期によって甘くないイチゴもありますがそれをすっぱいと感じさせないのもパティシエの仕事です」 

IMGP4079takagi.jpg 時間を過ぎても子ども達からの質問は途切れない子ども達からの質問攻めに「僕も勉強になりました」と答えた髙木さん

IMGP4088takagi.jpg 講演が終わった後は、記者や生涯学習センタ-の担当者から質問攻めに。「地産地消にこだわるのは何故か」との質問に「生産者の方の想いが伝わってくるような素材はこちらもその想いをお客様に伝えようと真剣になります。結果として、少しでも美味しく食べて欲しいという想いがこもったお菓子になります」

 髙木さんは地産地消に積極的に係わっており、船橋市内でも生産者から直接卵や牛乳を購入したり、市場に早朝から出かけ直接目利きをして素材選びをしたり、『ふなっち』の活動を通じて地元の農作物を支援している。

  

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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