10/11（日）船橋市場で「船橋市場だョ！全員集合2015」

市場の一般解放に全国からキャラ集結、2万5000人が来場に 

　船橋市地方卸売市場（船橋市市場1-8-1）が10月11日、同市場の一般開放イベントとして「船橋市場だョ！全員集合2015」を開催、雨にも関わらず2万5000人が会場を訪れた。

　同企画は、2014年に同市場が中央卸売市場から地方卸売市場に運営が転換したことをきっかけに開催されたイベント。

　地方卸売市場化したことで国が管理する中央市場から、県や市町村が管理する市場に変わった。これにより、「より多くの市民に市場の価値を知ってもらい、市場内に足を踏み入れてもらいたい」と、様々な施策を打っているが、同企画もこの一つ。

　市場では、今回の企画以外にも、偶数月の第一土曜日に開催している「楽市」や、それ以外の月に第一土曜日に開催している「市民感謝デー」などの日常的な市場開放に加え、毎年8月に開催している「盆踊り」や、11月の「農水産祭り」も行っている。

　この日、市場で行われた「船橋市場だョ！全員集合2015」は、全国各地から50体を超えるご当地キャラを集めて「ご当地キャラプロレス」を開催。レフリーには、総合格闘技の国際経験などを豊富に裁いた経験を持つ島田裕二さんを招いた。

　「ご当地キャラプロレス」を主軸に、ヨサコイ団体と和太鼓団体のコラボ企画「YOSAKOI船橋」、スクールバンドの吹奏楽団による演奏、全国のB級グルメやご当地グルメの飲食店やキッチンカーの出店、船橋市場の野菜水産品の直売などが来場者を迎えた。

　ご当地キャラプロレスでは、前回王者で船橋市出身のふなっしーが登場。一回戦第一試合では、湊町の有志が担ぎ手となった神輿に乗って登場。

　船えもんとのタッグで、メロン熊（北海道夕張市）と、ちっちゃいおっさん（兵庫県尼崎市）のコンビに勝利した。

　ふなっしーは、王者の特権でその後の試合をシードで通過。予選から勝ち抜いてきたゴーヤ先生（京都府福知山市）、協賛企業の特権で決勝までシードで残ってきたモリスケ（ダイナム）やピカエル（スマイルデンタルクリニック）と決勝戦のジャンプ対決を行った。

　意外な特技を見せて会場を驚かせたモリスケと二度にわたる延長ジャンプ戦にもつれ込んだ決勝戦を制したのはふなっしー。堂々の2連覇を果たした。

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