2015年09月02日 配信

9/2(水)市民向けのスケアード・ストレイト自転車交通安全教室開催 

スタントマンによる迫力の事故実演

150902jitensha02.jpg
   

 行田中学校(船橋市行田3-6-1)で8月29日、船橋市市民安全推進課主催によるスケアード・ストレイト自転車交通安全教室が開催された。

 

 スケアード・ストレイトとは「恐怖を直視する」という意味で、リアルな交通事故の再現を取り入れ恐怖を実感することで、それにつながる危険行為を未然に防ぐ教育手法のこと。

 同教室は危険な自転車走行が社会問題となっていることから、自転車事故比率の高い中学生を対象としていたが、一般市民から受講したいという要望もあり、昨年度から一般市民に向けて開催している。今回は2回目。

 当日は小雨が降る中、市民約150人が参加。スタントマンによる事故の実演の迫力に、参加者は息をのみ見入っていた。自転車の違反や道路交通法一部改正による規則についてクイズ形式で学び、安全走行の大切さを学んだ。

実演した内容は下記の通り。

1. 時速40キロメートルの自動車と自転車との衝撃実験
2. 6つの違反自転車の危険性
3. 脇道から飛び出した自転車とオートバイとの衝突
4. トラック左折時に自転車を巻き込んでしまう事故
5. 雨天、傘差し二人乗り自転車が歩行者を跳ね飛ばしてしまう事故
6. 路側帯の説明
7. 車の死角での横断歩道上の事故
8. 自転車通行可の歩道における自転車の衝突事故

 親子で参加した近所の主婦は「いつも子ども二人を乗せて自転車に乗っていて、怖いと思ったことが何度かありました。今日の実演を見て本当に気を付けようと改めて思いました」と話した。「高齢者の方からも要望があり、これからもっと安全教室を実施して、より安全な街になるようにしていきたい」と船橋市市民安全推進課の田中さん。

150902jitensha01.jpg 150902jitensha03.jpg
150902jitensha05.jpg
150902jitensha06.jpg 150902jitensha07.jpg

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

MyFuna編集部

MyFuna編集部

スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード