2011年11月25日 配信

11/25(金)第25回 船橋市中学生弁論大会/船橋ライオンズクラブ

優勝者には海外留学の権利

25年続く市内中学生の弁論大会

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 船橋市内の中学生弁士15人が一堂に会し、現在の中学生がどのように感じ、何を考えているか主張する「船橋市中学生弁論大会」が大穴中学校体育館を会場に、船橋ライオンズクラブの主催で行われた。

 同大会は、市内中学校15校から選抜された中学生弁士が、身近な出来事や将来に対してどのように考え、自身の未来に対してどんな展望を持っているのかなどをテーマに同世代の中学生や父兄などに訴えかけ、相互理解を深めるとともに表現力の向上を目指す内容で行われている。

 弁論内容の多くは、身近な出来事や家族とのふれあいがテーマとなっていることが多く、中学生の真っ直ぐで純粋な目に映る現代社会が浮き彫りになる。東日本大震災についてふれた弁論では、「有事における特別な感情や環境について、今何をすべきなのか」を訴えかけたり、家族についてふれた弁論では、「子どもから大人に変わる微妙な心の移り変わりと成長」を訴えかけた。思わず引き込まれる内容が多く、聴衆として会場に集まっていた大穴中学校の生徒の中には相槌を打ちながら感心する様子もみられ、中学生弁士のレベルの高さをうかがい知ることができた。

 同大会は、今回で25回目。これまでに毎年1回のペースで開催されており最優秀者にはライオンズクラブの交換留学制度に基づき「海外留学の権利」が与えられている。最優秀賞の権利は、これまでの場合18~21才の間に行使されている。「語学やまとまった休みの確保など、もろもろの条件が整った段階」で行使されており、昨年まではマレーシアへの留学が主に行われていたが、TOEICで700点以上を取ることができた生徒は世界中どこの都市でも留学する事が可能となっている。

 尚、この日参加した中学生は以下の通り。

長谷川真鈴(飯山満中学校3年生)「舞台に生きる」

池田みのり(坪井中学校3年生)「他者を『思いやる』ということ」

田仲美季(大穴中学校3年生)「国際交流における日本文化」

小屋敦(習志野台中学校2年生)「勉強とは何か」

武富千泰(金杉台中学校2年生)「僕達にできること」

佐伯恵理(小室中学校3年生)「『江戸しぐさ』から学ぶ」

照沼響(御滝中学校3年生)「シスター」

伊藤真崎(八木が谷中学校3年生)「中学生になってかわったこと」

野呂京介(豊富中学校3年生)「電波より、心でつながる世界を」

寺門茅亜紀(芝山中学校3年生)「諦めない心」

鈴木天音(高根台中学校3年生)「本当の絆」

橋口恵莉奈(古和釜中学校3年生)「生きてるって本当に素晴らしい!」

杉崎翔太(八木が谷中学校)「感謝の心」

能渡亜莉奈(高根台中学校3年生)「あの日教えられたこと」

三寺由莉(七林中学校2年生)

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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