2016年07月01日 配信

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市内イベントにも出展 書道の楽しさを広げる活動を

市内で筆文字アーティストとして活動する「字游人」こと、驪龍(りりょう)さん。
「小さいころから字を書くことが好きで、特にレタリングが好きでした」と話す。中学ではテニス部だったが、高校時代は書道部に所属し「書」について詳しく学ぶようになり、卒業後も恩師のもとで指導を受けた。本業の傍ら、知り合いから頼まれた看板やパンフレットの字を書いているうちに、いろいろなところから声がかかるようになったという。公民館のイベント案内の看板をはじめ、コンサートのポスターの文字や、よさこい旗のデザイン、居酒屋のボトルのラベルデザイン、ふなばし地名手ぬぐい、今年の「千人の音楽祭」の題字も驪龍さんが手がけた。
「字游人」というように、楽しみながら字を書く驪龍さんの作品は「表現力があり、親しみがある味わい深い字」と人気が高い。「一会一書」として、出会った人の名前を書くことを生き甲斐とし、常に筆ペンとコースターを持参している。3年前からは毎年、春と秋に行われている「本町通りきらゆめまつり」でコースターに好きな字を書くチャリティーイベントを始めた。筆ペンで書き順にこだわらずさらさらと書く字は、回を重ねるごとに評判となり、「家族の名前は全部書いてもらったから今回はペットの名前を」「兄の見舞いに行くのでベッドにおいてあげたい」「子どもが生まれたので、子どもの名前を書いてほしい」など驪龍さんの字に魅了されたリピーターも多い。
2年前から毎週月曜日、リハビリテーション施設で書道の講師も担当。「教えるというより、字を書く姿を見守る気持ち。楽しく書いている姿を見たり、自分が書いた字を見て喜んでくれるのが何よりも嬉しい。字を通して自分も成長するし、書くことで社会奉仕活動につながり、頑張る人の応援団になりたい」と驪龍さん。

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驪龍(りりょう)さん

プロフィール

  北海道に生まれる
1971年 市立船橋高校卒業
1991年頃 仕事の傍ら書道活動を始める
2005年 「筆文字アーティスト 字游人 驪龍」として活動を始める

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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