4/29(金)年に1度だけ一般公開される「農業センター市民開放デー」
野菜苗の販売やカブの収穫体験も
船橋市北部・金堀町にある船橋市農業センター(船橋市金堀町522-1、TEL 047-457-7481)で5月8日、18回目となる「農業センター市民開放デー」が開催される。
同施設は平成3年に開所。約8041坪の広大な敷地内には、温室やビニールハウス、畑が並び、研究棟や調査室も備えている。「都市化している中で、市民との調和や地域性を生かした新しい姿の農業を」と都市農業の振興、産地の育成を図るため、栽培試験や土壌診断、病害虫の診断、技術の実証など、日々さまざまな業務が行われている場所だ。
「現在、市でこのような施設を持っているのは、千葉県内でも数少なく、市原、柏、成田、そして船橋だけです。それだけ船橋市は農業にも力を注いでいるということ」と話すのは、同センター研究指導班班長の広瀬亮介さん。
同施設では主に研究を行っているため、普段、一般市民が施設内に入ることはできない。それが年に1度だけ市民開放されるのが、毎年5月に行われている「市民開放デー」。
施設の中に入れるだけでなく、施設内で行われている試験内容のパネル展示や農業機械の展示、そのほか「ここで作っている野菜苗の販売は、毎年人気」だ職員が自慢する野菜苗はすべて50円で販売。品種は、トマト(おおみや163)、ミニトマト(千果)、ピーマン(ニューエース)、ナス(千両二号)、キュウリ(夏すずみ)。
鶏糞も販売するほか、ダイコンやカブの収穫体験や、特設販売ブースでは新鮮たまご、三番瀬みなとや(日の出町1-22-2)からはホンビノス貝の浜焼きや三番瀬のりを、ふなっこ畑(行田3-7-1)の出店では新鮮野菜の販売もおこなう。
9時30分からは農業センター職員が講師を務める青空園芸講座も開催。夏野菜の植え方、管理、病害虫の駆除について学ぶことができる。
「年に1度の希少な機会なので、ぜひ多くの方にお越しいただきたい。農業に触れられる、絶好の機会です」と広瀬さんは話す。
開催時間は8時から11時ごろまで。入場無料。駐車場は、施設に隣接するふなばしアンデルセン公園の南ゲート駐車場を利用(有料)。問い合わせは農業センターまで。
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