毎年恒例の節分イベントに3匹の鬼が乱入
異年齢教育の夏見台幼稚園(船橋市夏見台2-16-1 TEL 047-429-7231)で2月3日、毎年恒例となっている節分ベントに赤・青・緑の3匹の鬼が襲来、園児らのチームワークで無事撃退に成功した。
事件が起きたのは3日午前10時過ぎ。耳をつんざく太鼓の音とともに赤・青・緑の3匹の鬼が園庭に現れた。同幼稚園では、節分の豆まきイベントの為に園児らが園庭に集められ準備を進めていたところだった。
同日朝、園のスタッフが出勤してきたところ園庭に「おれたちはなつみの山にすむおにだ あとでいくからな」というメッセージが掲げられているのを発見。不気味に思った園スタッフが、メッセージの書かれた張り紙を処分しようとしていた矢先の鬼襲来だった。
赤鬼はひょうきんな鬼でよく見ると園児たちに対しておどけた様子を見せていた。青鬼は優しい鬼で、園児たちを心配して追いかけていたが、見かけが鬼なので園児が余計にパニックになるというジレンマを引き起こした。
緑鬼は活発。バリケードを乗り越えるジャンプをみせたり、背後から園児にこっそり近寄り驚かせる、逃げ惑う園児をダッシュで追いかけるなど機敏な動きを見せた。
園児らは豆まきイベントで使用するために段ボールを装飾した手作りバリケードで年長園児が年少園児らを守りながら、手作りの三方に入れた豆で応戦。生命力の象徴だとされている豆の持つ「魔除け」の力で鬼たちを退けた。
この日、同園に襲来した3匹の鬼は古来より同園横の夏見山に住むとされており、開発の進んだ現在は壁面緑地に住んでいるという。園児らの間では「夏見の山の鬼」として先輩園児から「悪いことをすると節分の時期にやってくる」と1月末頃から恐怖の対象になっている。
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