2015年12月18日 配信

12/18(金)きららホールで「バイバイ!先生」

市民ミュージカル劇団2回目の手作り公演が盛況

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昨年発足した市民ミュージカル劇団「ゆにぃ~く&ぴぃ~す」がきららホール(船橋市本町1-3-1)で12月13日、二回目となる定期公演「バイバイ!先生」を行った。

この日は、午前・午後合わせて二回の公演が行われたが、同ホールの客席264席は各回ともに満席。チケットは販売開始後、すぐに売り切れになったという。

同ミュージカル劇団は演出も音響も劇団員も全て船橋市民および船橋市にゆかりのある人々による手作り。立ち上げは、子どもの頃から劇団員になるのが夢だったと言う遠山ゆかりさんと、大学時代に市民ミュージカルに所属し、音楽の道に進んだという演出家の岡元邦治さん。

劇団に所属し、舞台を夢見ていた二人。「船橋で昔からの夢を叶えよう」と意気投合。市民ミュージカル劇団を設立するために昨年春、動き出した。

二人の熱気を受けて、あみちえさんは舞台道具の制作で、市立船橋高校出身のミュージシャン小松優一さんは、音響効果で合流することに。人の縁で多くの友人を巻き込み同劇団は応援者を増やしてきた。

劇団のテーマは「一人一人の個性は違っていていい、それぞれがユニークなピース(piece)で。それぞれがお互いに認め合ってゆくことでピース(平和=peace)につながる」。テーマに沿った脚本を、演者の個性に合わせて岡元さんが練り上げる。

今年の脚本「バイバイ!先生」にも岡元さんのストレートな言葉が散りばめられた。「みんながそれぞれ違っていていい」「尖っていて良い」「そのままの自分でいて」…メッセージ性の強い言葉と夢を追いかけ、諦めないことの大切さを強く訴えかける脚本に、個性を活かした配役を与えられた演者の素に近い演技に多くの観客が感動の涙を流した。

「夢に向かってあきらめない気持ちが人を強くする。自分が一生懸命な人は人の事も応援できる。一生懸命生きている人は自分のことを認められるし、人にも優しくなれる」と、岡元さんは熱く語る。

この日の公演を午前、午後ともに観覧した60代女性は「素人の演技だから午前と午後とで見た印象がガラッと変わる。どっちの舞台も最高でした」と感想をかたった。

劇団の運営は1年単位。毎年年末に解散し、翌年新スタッフ、新演者を募集する。1年間かけて新しい脚本を練り上げ、演技を練習し定期演奏会に臨む。来年の演者、スタッフ募集は同劇団の公式フェイスブックページなどで公示する。

ゆにぃ~く&ぴぃ~す公式フェイスブックページ https://m.facebook.com/uniqueandpeace/

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MyFuna編集部

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