2015年10月31日 配信

10/31(土)石井食品で食物アレルギー対応食とバイオリンの共演

食物アレルギーを持つ家族の食事会

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 船橋市役所近くの石井食品本社1階のコミュニティスペース「ヴィリジアン」(船橋市本町2-7-17)で10月27日、食物アレルギーを持つ家族が集まった食事会と、世界的なバイオリンの名器ストラディヴァリウスの共演によるイベントが行われた。

 この日のイベントは、無添加調理の商品づくりをすすめる石井食品が、アレルギー対応食を研究する中で、意見を聞くなどして協力を仰いだ「NPO法人アレルギーネットワーク京都ぴいちゃんねっと」や地元の家族など開催。

 食物アレルギーに配慮した商品「いっしょがいいね」シリーズを調理したビュッフェ形式の食事会をベースに行われた。

 食事会とコラボして、各種のコンクールなどで入賞している世界的なバイオリニスト「パーヴェル・ベルマン」さんによる名器「ストラディヴァリウス」の演奏が行われた。

 ベルマンさんは、通訳を介してバイオリンの歴史や演奏についての豆知識を披露し、小さな子どもでも楽しめるように演奏の合間に開設を挟みながら演奏をした。

 この日京都からやってきた男性は、「子どもたちがいろんな食物アレルギーをあわせ持っているので兄妹で一緒のものを食べる事が出来ない。今日は家族で一緒のものを外食できるのでとても楽しみでした」と笑顔で感想を話した。

 また、幕張から訪れたという女性は、「卵がダメなんですけど、最近成長期でたくさん食べるようになってきた。母の作ったもの以外食べさせていなかったのでビュッフェ形式は初めてです」と、食べたいものを片っ端から皿に乗せる息子を眺め感想を話した。

 石井食品の石井健太郎会長は、「多くの人にアレルギーの知識を持ってもらいたい。皆で知って本気で取り組むべき課題」と話し、「楽しい外出先をアレルギーを持っている子どもたちは楽しむ事が出来ない。お弁当のミートボールから始まった弊社は、産地や食材にこだわり、無添加調理を突き詰めていったらアレルギーに配慮した食事に行きついた」とアレルギー配慮の食事に対する思いを熱く語った。

 同社は、東日本大震災後に京都府内にアレルギー対応の商品を生産する専用工場を建設。同社広報は、「東日本大震災の避難所ではアレルギー対応の食事が提供されず、大変な苦労をしたと聞いている」と、工場を作った動機について話した。

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MyFuna編集部

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