2015年07月27日 配信

7/27(月) 八木が谷中の生徒が武術太極拳で全国1位

次の目標は世界選手権

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 「第23回JOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会」の「ジュニア規定競技 長拳B部門」の3種目で優秀な成績を収めた八木が谷中学校の大野雅也選手(15)が7月24日、木村重行校長先生、両親と共に船橋市役所を訪れ、松戸徹市長と松本文化教育長に受賞を報告した。

 同大会は4月25・26日に神奈川県藤沢市で行われた。「ジュニア規定競技長拳」は16歳から18歳が対象のA部門、13歳から15歳のB部門、12歳以下のC部門があり、大野選手はその長拳B部門の徒手(素手)で第1位となる金を、短器械・刀で第2位の銀、長器械・棍でも銀という結果を出した。

 大野選手は八木が谷中学校の3年生。太極拳を始めたのは小学校1年生のとき。喘息持ちで病弱だったため、母親が体力をつけるために何か始めさせたいと考え、「なるべくケガのないようなものと考えた時に太極拳がいいと思った」のだという。

 小学6年間は太極拳のほかに、父親の影響もあり野球もやっていたが、中学校に進級する際に太極拳を選択。「個人競技のほうが自分には向いていると思った。自分を磨いて可能性を追求することが自分に合っていたから」と太極拳を選んだ理由を話す大野選手。

 しかし「太極拳の技など中学にあがると急に難しくなるようで、伸び悩み苦しんでいました」と母親。打開策はなんだったのかと市長に聞かれると、「柔軟性と動作のキレを追求しました」と大野選手。

 今回の勝因は「いつも通りの演技を心がけ、基本動作をしっかりとこなし、ミスをしなかったこと」と話す。跳躍動作が得意という大野選手。

 その得意分野をさらに磨き、「世界選手権で好成績を収めること」を次なる目標に、受験勉強との両立に励むという。

 市長や教育長からは「今回の結果を自信にして、謙虚に、そして大胆にこれからも活躍してくれることを期待しています」とエールが送られた。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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