5/26(火) 中央公民館で卒サラを考える「はずんだフォーラム」
定年後、楽しくはずんで生きるための時間活用術を考える
船橋市中央公民館講堂(船橋市本町2-2-5、TEL 047-434-5551)で5月24日、「第20回卒サラを考える はずんだフォーラム」が行われた。
このイベントはNPO法人船橋市時活村(卒サラヒューマンネットワーク)主催。定年が視野に入ってきた人や定年を迎え、会社や仕事を卒業する、もしくはすでに退職した人たちに向けたもの。
定年後の居場所作りをするために自分づくりや仲間づくりをしながら地域に溶けこんでいくことを目指し、同フォーラムは毎年一回行われており、今年で20回目の開催となった。
同団体に所属している人を「村民」と呼び、今回、会場に訪れた「村民」は91人、一般参加者は129人。定年後の自分のあり方、生き方を意識している220人が一堂に会した。
フォーラムの第1部では、「自分流に楽しもう10万時間」をテーマに、同団体の理事・新井良夫さんが講師になり、定年後の実態や数字を駆使し、実感として感じられる基調講演を行った。この日、会場には、松戸徹船橋市長も挨拶に駆け付けた。
「“卒サラ”とは定年後のことをいいます。例えば、60歳で定年となり、80歳まで元気に生きるとします。その20年間、一日のうち自分の自由な時間が14時間あるとすれば、時間に換算すると10万時間。その時間を有効に活用しましょう」と話すのは、時活村の理事のひとりである竹中茂さん。
「村民」の数は現在310人、その平均年齢は72.8歳。「あくせくせず、はずんで楽しい気持ちで、地域の仲間や地域活動など、自分なりの生き方をしていきませんか?という呼びかけが、この村の目的です」とも。
時活村の活動に対し、国より「社会参加章」が贈られた | 松戸徹船橋市長より挨拶 |
参加者たちにより、ディスカッション | 新井氏によるパワーポイントを使った基調講演 |
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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