2015年02月28日 配信

2/28(土)ほうれん草日本一の街「船橋」でポパイメニュー

ほうれん草の作付面積、収穫量、出荷量ともに全国一

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 ほうれん草日本一の街「船橋市」で3月1日から船橋駅周辺の飲食3店舗がほうれん草ペーストを使った地産地消メニューの提供を始める。

 農林水産省の野菜生産出荷統計の結果から船橋市のほうれん草が、作付面積、収穫量、出荷量の3分野にわたって日本一の農産物とという事が、船橋市内の農業生産者団体「船橋市農産物供給センター」の調査で分かった。

 これを受けて同センターは、より多くの人にほうれん草を食べてもらおうと船橋在住の料理研究家・藤田承紀さんに協力を依頼、共同でほうれん草を使ったソース開発に着手した。試行錯誤の結果、ほうれん草を半液体状に加工したピューレ「船橋ポパイソース」のレシピを開発し、先日マスコミ向けにリリースを行った。

 今回船橋駅周辺の3飲食店で3月1日から提供を開始するのは、藤田さんの船橋ポパイソースと同様にほうれん草をピューレ状もしくはペースト状にしたものを使用するメニュー。3店舗はそれぞれにオリジナルのレシピを開発し、日本一のほうれん草を「素材の味を活かして、少しでも美味しく食べてもらおう」とメニューを開発した。

 1店舗目の船橋駅南口の和食居酒屋「冠(かむ)南口店(本町4-1-15 TEL047-425-8807)」では、ほうれん草のかき揚げをかつお出汁ベースのあんかけで食べる「ほうれん草とベーコンのかき揚げ ポパイソースのあんかけ」(580円)を提供。「ほうれん草といえばおひたしとか、バター炒めという概念。ほかの食べ方を楽しんでほしかった」と伊藤秀店長。

 また、船橋駅南口から5分ほどの路地「仲通り」沿いのイタリアン「VOCE(ヴォーチェ)」(本町4-42-8 TEL047-423-7757)では、魚貝と海老のパスタ「魚貝のパスタポパイソース(ほうれん草のジェノベーゼ)」(1000円)と、店で仕込んでいる手作りの「ポパイのソーセージ(ほうれん草のサルシッチャ)」(800円)を提供。「バジルよりもまろやかな、ほうれん草ならではのうまみを感じてほしい」と、オーナーシェフの城田正希さん。

 三店舗目、本町通りから一本脇に入った裏路地のフレンチバル「セレナ」(本町1-13-23 TEL047-497-8668)では、ほうれん草とベーコン、たまねぎをつかったパウンドケーキ「ポパイのケークサレ」(380円)を提供。

 自身が子育ての最中に、少しでも食べやすいように野菜を食べさせたいとの思いから考えたレシピ。「子どもでも食べやすいように青臭さを消したパウンドケーキを、外側がカリカリになるくらいオーブンで焼いてほうれん草ペーストを練り込んだホイップクリームを乗せて提供します」とオーナ―シェフの伊藤牧子さん。

 各店でのメニュー販売開始は3月1日~31日まで。営業時間・定休日は各店による。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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