2015年02月21日 配信

2/21(土)船橋北高となりに「みやぎ台南生苑」

日本最大級の木造特別養護老人ホーム

150220nanseikai1.JPG  
   

 船橋北高となりに「みやぎ台南生苑」(船橋市みやぎ台4-18-1 TEL047-447-5801)が昨年9月に開所し、5ヶ月が経過した。

 南生会が運営する同苑は、日本最大級の木造建て。同苑では法人の理念である「人間尊重」「自立支援」「地域福祉の推進」に基づいて、科学的介護の実施による、在宅復帰型特別養護老人ホームを目指している。

 具体的には「おむつゼロ」「骨折ゼロ」「拘束ゼロ」「胃ろうゼロ」「褥瘡ゼロ」の5つのゼロと、認知症ケア、リハビリテーション、口腔ケア、看取りケアの4つの自立支援を掲げ、科学的介護を実施している。

 将来的には住み慣れた地域や自宅へ戻ることを目指して、本人が「生きがい」を持てるよう、精神面から支えることで、具体的な目標達成を支援する施設だ。

 地域と調和する施設を意識した作りとなっており、いままでの「高齢者施設」とは雰囲気が異なる外観を目指す。「木造建てなので、ヒーリング効果、消臭性、調湿性、転倒時のリスク軽減が期待できます」と話すのは施設長の中嶋さん。

 本来施設は中央に管理棟、左右に特養棟を配し、1~2階に80居室、3階に20居室(ショートステイ用)を用意。1部屋は18.2平方メートルで全ての部屋にトイレが配置されている。また、廊下幅は2.7mとり、車椅子同士でもゆったりとすれ違うことができるようになっている。

 10居室が1つのユニットになっており、1つのユニットに共同生活用のキッチンや食堂、浴室、談話コーナーがあり、居住者同士が顔を合わせることができる作りになっている。

 「住み慣れた自宅での生活に近づけるよう、ベッド、家具、食器など、生活に使用するものは、全て自宅から持ってきて頂いています」と管理栄養士の中村さん。また、託児所を同苑内に設置。「こども達のはしゃぐ声が入居者の皆さんの楽しみにもなっています」とも。

 施設内での家族との交流の場として、各居室だけでなく、談話コーナー、地域交流スペース、緑化スペースを設置。また地域住民との交流を目的とした、170.5平方メートルの部屋では、カラオケ大会やイベントの発表会など、地域活性化の場所としても利用することができる。

 「施設に入居された方だけでなく、みやぎ台という地域で生活をしている高齢者本人、またその家族と一緒に、生活を支えていける場所になることを目指しています」と南生会の藤代清七郎事務局長は熱く語る。

150220nanseikai2.JPG 150220nanseikai3.JPG
150220nanseikai4.JPG 150220nanseikai5.JPG

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

MyFuna編集部

MyFuna編集部

スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード