2015年01月05日 配信

1/5(月)船橋市場で新年の初競り

青果と水産で今年最初の競り、マグロは築地の3パーセント程度

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 船橋市地方卸売市場(船橋市市場1-8-1)で1月5日、市場周辺で働く人たちにとって2015年の仕事はじめとなる初競りが行われ、船橋のマグロにも今年の初値がつけられた。

 この日、早朝から行われた競りには松戸徹市長も視察に訪れた。市長は、今年で3年連続となる競りの視察を終えると市場内を散策、11時半から行われた市場協力会主催の賀詞交歓会にも参加した。

 2015年の初競りは、開始前に市長のあいさつや三本締めなど簡単なセレモニーが行われたが、普段と変わらない様子で粛々と進められた。

 水産市場では、冷凍マグロの競りも行われ、青果市場ではほうれん草や小松菜など葉物を中心にネギや地場野菜の競りが行われた。「正月なので入荷は少なかったけど、順調に終わった」と同市場で仲卸の会社を営む平栄三さん。「雪の影響を受けてみかんなどの果物が全体的に少なかった」とも。

 水産も青果も初値はそれぞれ普段通り。初競りだからと、大きく値段が変わるという事はなかったという。同市場の水産荷受会社、船橋魚市の鎌倉照敏さんは、「築地のマグロは生、船橋は冷凍なので単純な比較はできないが、マグロの初競りで付いた初値は築地の3パーセントくらい」と、船橋の競り場の冷静な様子を語った。

 また、昼前に行われた賀詞交歓会では、「中央から地方市場に変わった船橋市場。今日の視察で市場が市民生活に密接にかかわる重要な役割を持っていることを実感した」と松戸市長。「大消費地を抱えている駅近くの市場なので、今後のやり方次第では、大きな可能性を秘めている」とも。

 この日の市場賀詞交歓会には、市場関係者50人ほどが参加。昨年5月に実施した45周年記念イベントを今年も継続させるかどうかについても話題にのぼったが詳細は不明だという。

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MyFuna編集部

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