2014年12月11日 配信
まなぶ
新社殿の完成は平成27年10月予定
船橋大神宮境内の常盤神社(船橋市宮本5-2-1)にて12月2日、新社殿の上棟祭が古式にのっとり行われた。
日本武尊とともに徳川家康・秀忠を祀る同神社は、船橋の東照宮とも呼ばれ、徳川家康によって建立されたと言われている。家康公四百年祭に伴う、漆塗り極彩色の社殿・唐門への建替工事は平成27年10月完了予定。本年7月の地鎮祭を経て、基本構造が完成して棟木を上げる「上棟祭」を迎えるに至った。
手水にて手を清めた出席者とともに、二本の綱で棟木を上げる「曳き綱の儀」、社殿が永久に堅固であれと願う「槌打ちの儀」、無事に棟木が収まったことを感謝する「散銭・散餅の儀」などの神事が執り行われた。
境内では、社殿各所に装飾として配置される孔雀や鶴などの彫刻「蟇股(かえるまた)」が紹介され、縁起物として振舞われた福餅・福菓子を持ち帰る人々でにぎわいをみせた。
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