2014年11月23日 配信

11/23(日)市民ミュージカル「ゆにぃ~く&ぴぃ~す」初公演

「みんな違ってそれでいい」をテーマに

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 船橋市民の有志が集まって結成されたミュージカル劇団「ゆにぃ~く&ぴぃ~す」の旗揚げ公演が11月23日、薬円台公民館(船橋市薬円台5-18-1)で10時半~と13時~の2回行われた。

 同劇団の代表は遠山ゆかりさん。少女時代に演劇の舞台を夢見たが、周りの目を気にしてあきらめた経験がある。しかし、市内で様々なイベントなどを通じ、人とつながってゆく中で、同じ気持ちで劇団の立ち上げに関わってくれる仲間を得た。

 

 ヨサコイの振付師で絵本作家でもある岡元邦治さん、歌手でボーカルこコーチをする小松優一さん、ママ業の傍らデザイナーやイラストレーターとして活躍する あみちえさんらを中心に劇団を立ち上げ、メンバーの募集を行った。市民を中心に幼児から大人まで特技も経験も年齢もバラバラの素材が集まった。

 これらのメンバーをパズルのピースのように組み合わせて、一つの脚本にのせ、強いメッセージを発信するのが同劇団の特徴だ。「みんな違っててそれで良い。それこそパズルのピースみたいに」。

 舞台は、サンタクロースの養成学校。個性豊かなサンタクロースが自分のペースでこれからやってくるクリスマスに備え、パーティーの準備をしているところからはじまる。

 あるサンタクロースは、自己主張が強く自信家、あるサンタクロースは細かいことに口うるさい優等生タイプ、また別のサンタクロースはおしゃまさん、気の強いサンタクロースや、内気なサンタクロース、先生の赤サンタを合わせて7色のサンタクロースがそれぞれの際立った個性が原因となって問題に巻き込まれてしまう。

 思わず自分の胸に手をやって、「あっ、これって自分の事かも知れない」と思わせるような絶妙の心的描写やシチュエーションで感情移入を誘ってゆく。自分の中にある自分が嫌いな自分をサンタたちはある事件をきっかけに自ら気付き、徐々に受け入れてゆく。

 「良いところも悪いところもひっくるめて自分なんだ」「でこぼこな君が好き、どうか丸くならないで」など強いメッセージを発信しながらミュージカルは進んでゆく。劇団員には、子育てママやパパだけでなく、幼児や10代~20代の若い世代も参加。それぞれが同じ思いで練習に励んできた。

 表現方法の一つを巡って練習が中断したこともある。これまで生きてきた人生とそれぞれの劇団員が真摯に向かい合ったからこその事件だった。そうした全てを飲みこんで、劇団のテーマ「みんな違ってそれでいい」を伝えるために脚本、演者、演出が一体となって作品を作り上げてきた。

 「観客のみなさんが最後のピース、みなさんと一緒だから完成する。それぞれの形の完成形があっていい」と遠山さん。今までの見たことのないストーリィの鮮烈さ、観客の熱に合わせた生演奏による演出、舞台環境を彩る小道具や大道具の数々。全てが手作りだからこの時限りの感動を味わう事が出来るのだ。

 今後の公演予定はまだ未定。内容がクリスマスにピッタリなだけに次回の講演がクリスマスに合わせて行われるかもしれない。脚本・演出を担当した岡元邦治さんは「まだ、本当に何も決まっていないんです。でも、お声をかけていただければチャレンジしたい」と、2回目の公演に対して前向きな意志を見せた。

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