地域リハビリテーション拠点事業を担う
飯山満の住宅街に位置する船橋市リハビリセンター(船橋市飯山満町2-519-3 TEL047-468-2001)が7月1日、リハビリテーション科の診療所「リハビリセンタークリニック」を開設する。
クリニックが開設されるのは1階部分。外来診療、外来リハビリ、短時間通所リハビリ、訪問リハビリといったサービスが提供される。
脳卒中や骨折などで入院していた患者には、在宅復帰を目指し、入院しながらリハビリを行う回復期とよばれる期間があるが、疾患や状態により、入院日数の制限が定められている。
そういった回復期、急性期の病院を退院した人が、退院後も同センターを利用することで安心してリハビリを続けながらよりよい日常生活を目指すことを目的としている。
診療はリハビリ専門の医師が行い、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士によってリハビリを行う。要支援1~2、要介護1~5の人を対象とした短時間通所リハビリというサービスは、1~2時間の滞在で個別リハビリのほか、健康チェックや自主トレーニング、趣味活動などが行える上、外出が困難な人には訪問リハビリのサービスも用意されている。
今年4月から同センターの管理運営を市から委託されたのは、同様に2008年より船橋市立リハビリテーション病院の運営を行っている「医療法人社団輝生会」(東京渋谷区)。
「リハビリを必要とする方がよりよい日常生活が送れるよう、より地域に密着し、ご家族、地域の方、医療機関など様々な人と連携を取っていくことがとても重要です」と話すのは同センター副センター長・伊藤隆夫さん。
今後、同センターは地域リハビリテーション拠点事業として、リハビリの総合相談や啓発活動なども行っていく。来年4月には訪問看護ステーションの運営も開始予定。
同クリニックの受付時間は8:30~16:30。土日祝、年末年始は休診。
(見上)
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