9/3(火)馬込町の奈良養鶏園で生みたて卵の自動販売機
ログハウス風の販売小屋で24時営業を開始
船橋産の卵を生産している数少ない畜産農家の奈良養鶏園(船橋市馬込町1161 TEL047-438-5489)で、7月18日から農園前に設置した「卵の自動販売機」の売り上げが好調だ。
卵の自動販売機の稼働は、約30年ぶり。以前にも来店客のニーズに合わせ自動販売機を設置したというが、「間違ったケースが空いてしまう」などの問題が多発、使用を休止していた。
今回、自動販売機の取り扱いを再開したのは、「過去の問題点が改善された販売機ができたこと」「営業時間外にも購入したいというニーズがある」という二つの理由から。
新型自動販売機は、ほこりによる被害を防止するため同農園入り口脇にログハウス風の小屋を増築。エアコンで24時間温度管理を行い、防犯カメラも備え付ける。また、小屋の増築時に前面部分を塀と一緒に1.2メートルほどセットバック、来店客が卵を購入する際に車を停車しやすいようにした。
卵の入れ替えは基本的に毎朝行うが、営業時間中は空になったケースに常時新鮮な卵を補充してゆく。自動販売機では、夏季に主流となっているMサイズ10個入り400円とMSサイズ10個入り350円を販売。
設置から間もなく2か月、営業時間外の購入など潜在的なニーズも取り込み、売り上げは全体の1割に迫る勢いだという。
小屋の設置や自動販売機の購入などで今回の回収費用は約180万円。「多くのお客様に、安心・安全な卵をおいしく食べていただくため必要な投資」と、代表の奈良五十八さん。
自動販売機の営業時間は24時間、無休。
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